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タイプ「博物館・美術館」
北海道開拓の村 ( 北海道 札幌市 )
札幌駅の東約15km札幌市厚別区の野幌森林公園*内にあり、地下鉄東西線新札幌駅からバスで20分の位置にある。北海道開拓の村の周辺には北海道博物館*もある。 54.2万m2の区域に、1983(昭和58)年4月に開村した野外博物館。旧札幌停車場、旧小樽新聞社、旧浦河支庁庁舎など明治から昭和初期に建てられた道内の歴史的建築物52...
ウポポイ(民族共生象徴空間) ( 北海道 白老町 )
白老駅から北1kmのポロト湖畔に2020(令和2)年にオープンしたウポポイ(民族共生象徴空間)。以前あったアイヌ文化を扱う野外博物館のポロトコタン*の敷地を拡大してアイヌの文化を紹介し、さらにアイヌ文化の復興・創造等を目指した国立の施設として建設されたもの。 愛称のウポポイとはアイヌ語で「(おおぜいで)歌うこと」を意味し...
棟方志功記念館 ( 青森県 青森市 )
青森駅の東南約3km、青森市中央市民センターのはす向かいにある。青森が生んだ板画*家、故棟方志功の文化勲章受章を記念して1975(昭和50)年に建てられた記念館である。建物は鉄筋コンクリート2階建て延べ床面積768m2。館内には、独特の力強いタッチの板画、倭画、油絵など30~40作品が常時展示されている。 棟方志功は1903...
青森県立美術館 ( 青森県 青森市 )
青森駅の南西約7km車で約20分、三内丸山遺跡、県総合運動公園に隣接した緑豊かな空間の中にある。三内丸山遺跡と一帯の文化観光拠点として、また青森県の芸術文化を発信することを目的として2006(平成18)年開館している。 展示作品はシャガールの大作「アレコ」の舞台背景画(9mx15m)4点(※第3幕はアメリカフィラデルフィア美術館が所...
十和田市現代美術館 ( 青森県 十和田市 )
十和田市の中心部にある公立美術館で、約40点の恒久設置作品を展示している。2001(平成13)年に当時の十和田市長によって、アートによるまちづくりが提唱され、2008(平成20)年にアートを体験する拠点施設として公立美術館「十和田市現代美術館」が開館されたもの。草間彌生、ロン・ミュエクなど世界で活躍する約40組のアーティストによる作...
津軽三味線会館 ( 青森県 五所川原市 )
津軽三味線は、もとは津軽民謡の伴奏に用いた三味線で、現代では力強く、激しく、その一方では繊細な独自の音色の演奏で広まってきている。津軽三味線会館は、津軽三味線の始祖 「仁太坊」*の生誕の地五所川原市金木町に2000(平成12)年に開館したもので、津軽三味線の歴史、民謡、郷土芸能等を紹介、実演する会館。展示室をはじめ、舞台演...
秋田県立美術館 ( 秋田県 秋田市 )
JR秋田新幹線・奥羽本線秋田駅から西へ約800m、千秋公園の南側、お堀の前のエリア内に建つ。同館は千秋公園*1内に1967(昭和42)年に開館されたが、2013(平成25)年に現在地に移転した。現在の建物は、建築家安藤忠雄の設計によるもので、コンクリート打ち放しの壁面やスリット窓などで構成されたシンプルな建築物*2となっている。2階のミュ...
本間美術館 ( 山形県 酒田市 )
JR羽越本線酒田駅の北西約500mにある。美術館は、2万m2の敷地内に、本館の京風建築の清遠閣と池泉回遊式庭園の鶴舞園、および美術展覧会場の新館からなる。清遠閣と鶴舞園は、酒田の豪商、大地主として知られた本間家*の4代光道が藩主酒井侯の領内巡検宿泊施設として別荘を造ったのがはじまり。 清遠閣は、茶室「六明廬」を備...
土門拳記念館 ( 山形県 酒田市 )
酒田市の中心街から南へ2km、飯森山公園内にある。酒田市出身の昭和を代表する写真家土門拳*の全作品7万点を収蔵している。代表作の『古寺巡礼』をはじめ『室生寺』『文楽』『ヒロシマ』『風貌』などが展示されている。谷口吉生の設計による記念館は、公園の緑を背景に遠く鳥海山を望み、人口池に突き出した短形状のシンプルなものだが、周...
致道博物館 ( 山形県 鶴岡市 )
JR羽越本線鶴岡駅から南西に約2km、鶴岡公園の西にある。致道博物館は1950(昭和25)年、旧庄内藩主*酒井家が土地建物および伝来の文化財などを寄付し、開設された。現在は、庄内藩第11代藩主酒井忠発の隠居所であった御隠殿(ごいんでん)を中心に、明治前期に建設された旧西田川郡役所、旧鶴岡警察署庁舎、田麦俣の多層民家旧渋谷家住宅が...
野口英世記念館 ( 福島県 猪苗代町 )
JR磐越西線猪苗代駅から南西に約3.5km、猪苗代湖北岸に近い国道49号線沿いにある。世界的な医学者野口英世*の偉業を記念してその生誕地に設けられたもので、生家と記念館が建っている。生家は1823(文政6)年に建てられたもので、野口英世は16歳まで過ごした。 野口英世の死後の1929(昭和4)年に、保存、公開が決定し、現在は大きな覆屋...
JAXA筑波宇宙センター ( 茨城県 つくば市 )
日本の宇宙開発の中枢センターとして1972(昭和47)年に開設された。筑波研究学園都市の一角、約53万平方m2の敷地を有し、緑ゆたかな環境のなかに最新の試験設備を備え、宇宙に関する研究・開発に取り組んでいる。このセンターは、主に「人工衛星の開発・運用およびその観測画像の解析」、「国際宇宙ステーション『きぼう』日本実...
ミュージアムパーク茨城県自然博物館 ( 茨城県 坂東市 )
1994(平成6)年に「茨城の風土に根ざした自然に関する総合的な社会教育機関」として「過去に学び、現在を識り、未来を測る」ことを基本理念に、茨城県最大の自然環境保全地域である菅生沼*の西岸に開設された。16.4万m2という広い敷地ではあるが、隣接する菅生沼との一体的な景観を意図して博物館の建物・施設は設計されている...
水戸芸術館 ( 茨城県 水戸市 )
市制施行100周年を記念して1990(平成2)年に開館した劇場・コンサートホール・現代美術ギャラリーからなる複合文化施設。12角形のACM*劇場は観客と俳優との一体感を高めるため舞台を中心に囲むように客席を設置。コンサートホールATM*の天井には音響効果を高める音響反射盤を設けている。現代美術ギャラリーでも展示器具等が展示作品に干...
茨城県天心記念五浦美術館 ( 茨城県 北茨城市 )
日本の芸術・文化に対する評価が国内外で定まらなかった明治期に日本の伝統美術の維持・発展に尽力していた岡倉天心*は日本美術の向上・開発を目指した美術団体、日本美術院を東京に興した。しかし、運営上の行き詰まりから、天心の新しい拠点となった五浦の地に日本画部門を移転することにした。日本美術院に参画していた横山大観、下村観...
宇都宮美術館 ( 栃木県 宇都宮市 )
「宇都宮美術館」及びその周辺の公園施設「うつのみや文化の森」は、宇都宮市制100周年を記念して1997(平成9)年3月にオープン。この施設は、宇都宮市中心部より北に約5kmに位置し、里山の姿を残す緑豊かな自然環境の中で、憩いの場、芸術文化活動の拠点施設としての活用を目的としている。
那珂川町馬頭広重美術館 ( 栃木県 那珂川町 )
歌川広重の肉筆画や歌川派の浮世絵版画、小林清親を中心とした明治の版画、川村清雄の油絵等、「青木コレクション」*を中心に展示している。 来客は、浮世絵目的の他に、美術館の建物見学に訪れる人も多い。建物の設計は隈研吾。彼の出世作とも位置づけられている建物である。地元産の八溝杉の格子で覆われ、平屋建で切妻の大屋根が流れ...
おもちゃのまち ( 栃木県 壬生町 )
東京でブリキのおもちゃなどを製造していた工場が壬生町に移転し、おもちゃ団地を形成した。1965(昭和40)年には、東武鉄道宇都宮線に新駅「おもちゃのまち駅」が開設された。 「おもちゃのまち」にふさわしく、さまざまなおもちゃを陳列しているのが「壬生町おもちゃ博物館」。1995(平成7)年に開館、2012(平成24)年にリニューアルし...
栗田美術館 ( 栃木県 足利市 )
故栗田英男(1996(平成8)年没)が、伊万里・鍋島に限定して収集した2,000点あまりにのぼる作品を収蔵する、世界最大級の陶磁器美術館である。約8万m2の敷地内には、陳列館だけでも、本館、歴史館、資料館、陶磁会館など数々の展示館が立ち並ぶ。代表作品として、国の重要文化財の鍋島色絵岩牡丹植木鉢文大皿がある。常時、600点...
那須野が原博物館 ( 栃木県 那須塩原市 )
「那須野が原の開拓と自然文化のいとなみ」のテーマのもとに、2004(平成16)年に開館した。「那須野が原の開拓」や「那須疏水」、「那須野が原の農場」、「開拓地のくらし」などの常設展示のほか、年に4回開催される企画展示では、縄文時代からの歴史・自然について学ぶことができる。 博物館は三島農場事務所跡に建てられた。三島農場は...
碓氷峠鉄道文化むら ( 群馬県 安中市 )
1997(平成9)年の長野新幹線開通により横川~軽井沢間が廃止となり、JR横川駅に隣接する車両基地跡に1999(平成11)年開設された鉄道テーマパーク。 鉄道車両が数多く展示されている屋外展示スペースと、廃線時まで使われていた検修庫を利用した鉄道展示館、大型の鉄道ジオラマや碓氷峠の歴史資料を展示している鉄道資料館、これらに加え...
富弘美術館 ( 群馬県 みどり市 )
星野富弘の故郷みどり市東町草木湖畔に1991(平成3)年に開館した市立の美術館。その後老朽化し、2005(平成17)年、新しい富弘美術館が開館した。旧館は解体され、跡地には前庭や草木湖へつながる散策路が整備された。新しい美術館は58回日本建築学会賞の作品賞を受賞した。 星野富弘は1946(昭和21)年生まれ。1970(昭和45)年、群馬大...
鉄道博物館 ( 埼玉県 さいたま市 )
JR東日本の設立20周年記念事業のメインプロジェクトのひとつとして2007(平成19)年に大宮に鉄道博物館がオープンした。2018(平成30)年には全館のリニューアルを完了、新たに南館が加わった。 鉄道博物館最大の展示室「車両ステーション」には36両の実物の鉄道車両が展示されている他、「仕事」・「未来」・「歴史」・「科学」の各ステ...
埼玉県立自然の博物館 ( 埼玉県 長瀞町 )
埼玉県立自然の博物館は、埼玉県の自然に関する資料を収集・保管・調査研究し、後世に伝えるため、また、展示や教育普及活動を通して、自然に関心を持つ人材を育成するため、1981(昭和56)年に設立された。 館内に入るとまず「オリエンテーションホール」。埼玉が海であった時代に生息していた巨大ザメ「カルカロドンメガロドン」、全長1...
原爆の図丸木美術館 ( 埼玉県 東松山市 )
森林公園駅から南へ3.5kmほど離れた雑木林の小道を抜けたところに丸木美術館はある。丸木美術館は、広島県出身の丸木位里と北海道出身の俊夫妻が1967(昭和42)年に私財を投じて建てた美術館。 夫妻は原爆投下後の広島の惨状を目の当たりにし、全15部の大作『原爆の図』を夫妻合作で描いた。第1部から第14部は原爆の図丸木美術館に、第15...
国立歴史民俗博物館 ( 千葉県 佐倉市 )
1983(昭和58)年に開館した国立歴史民俗博物館は、緑豊かな佐倉城址の一郭に位置する。アイボリーとグレーのモダンな鉄筋コンクリート造の建物で、敷地面積は約13万m2、延床面積は約3.8万m2を誇る。日本の歴史と文化について総合的に研究・展示する博物館で、先史・古代から現代に至るまでの歴史と日本人の民俗世界を...
DIC川村記念美術館 ( 千葉県 佐倉市 )
DIC川村記念美術館は、1990(平成2)年5月にDIC株式会社総合研究所の敷地内にオープンした美術館である。創業家二代目の川村勝巳が発起人となりDIC株式会社およびその関連会社が集めた17世紀のレンブラントを筆頭にモネ、ルノワール、シャガール、ピカソらによるヨーロッパ近代絵画、20世紀アメリカ美術、日本の現代美術などを収蔵。ステラの...
航空科学博物館 ( 千葉県 芝山町 )
航空科学博物館は成田空港の南側に隣接しており、敷地面積は約5万2,000m2、延床面積は3,750m2を有する。1989(平成元)年8月に開館した。 館内では、ボーイング747のパーツ(主翼、エンジン、胴体、客室、タイヤなど)などを展示するほか、DC-8フライト体験(有料・要整理券)などを行うことができる。このほか、...
神奈川県立歴史博物館 ( 神奈川県 横浜市 )
神奈川県の歴史を紹介する博物館。1904(明治37)年に建てられた旧横浜正金銀行本店*の建物を利用しており、明治の代表的な建造物の一つとして、現在、国の重要文化財・史跡に指定されている。屋上にドームをもつネオ・バロック様式の重厚な建築で、横浜三塔のキング(神奈川県庁本庁舎)、クイーン(横浜税関本関庁舎)、ジャック(横浜市...
横浜開港資料館 ( 神奈川県 横浜市 )
日米和親条約*ゆかりの地にある資料館。 幕末から昭和初期までの横浜に関する歴史資料約27万点を収蔵している。収蔵資料の分野は、政治・経済・文化、古文書・海外資料・新聞・雑誌・図書・浮世絵・写真など、幅広い分野にわたる。これらの収蔵資料は常設展や年4回開催される企画展で紹介するとともに、閲覧室で見ることもできる。 旧...
神奈川近代文学館 ( 神奈川県 横浜市 )
港の見える丘公園の南側に立つ。夏目漱石、川端康成、中島敦、谷崎潤一郎など、神奈川県にゆかりの深い日本近代文学者に関連する各種資料を収集、保存、展示している。所蔵資料は120万点を超えており、それらのデータベースも非常に充実している。 常設展「神奈川の風光と文学」では、横浜、川崎、県央・県西、三浦・湘南、鎌倉の5地域ご...
鎌倉国宝館 ( 神奈川県 鎌倉市 )
鶴岡八幡宮の境内、白旗神社の前にある。関東大震災後、鎌倉と神奈川県下の社寺・個人所有の文化財を受託し、保管・公開するために、1928(昭和3)年に建てられ、鎌倉市が管理している。 建物は奈良の正倉院を模した校倉式の鉄筋コンクリート造で、本館は国の登録有形文化財に登録されている。収蔵品は彫刻・絵画・工芸品・古文書などで、...
川崎市立日本民家園 ( 神奈川県 川崎市 )
川崎市立日本民家園は、急速に消滅しつつある古民家を永く将来に残すことを目的として、生田緑地の丘陵に、1967(昭和42)年に開園した古民家の野外博物館である。東日本の代表的な民家をはじめ、水車小屋、船頭小屋、高倉、歌舞伎舞台など25件の建物が配置されている。これら25件の建物全てが国・県・市の文化財指定を受けている。園路には...
川崎市岡本太郎美術館 ( 神奈川県 川崎市 )
川崎市岡本太郎美術館は、岡本太郎の没後、3年が過ぎた1999(平成11)年、「自然と融合した美術館」をコンセプトに、川崎市多摩区の生田緑地内に建てられた。同コンセプトに基づき、展示室をはじめとするほとんどの施設は地下にあり、地上には「母の塔」(美術館のシンボルタワー、高さ30m)を中心とする公園スペース、カフェテリアや池など...
川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム ( 神奈川県 川崎市 )
「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」は、藤子・F・不二雄氏が富山県高岡市から上京後、トキワ荘時代を経て、晩年までを過ごした川崎市にある美術館である。2011(平成23)年9月に開館し、藤子・F・不二雄氏の作品世界やメッセージを、原画などの展示を通じて発信している。 同ミュージアムは、「まんが」「遊びゴコロ」「SF-すこしふ...
彫刻の森美術館 ( 神奈川県 箱根町 )
箱根二ノ平の明るく開けた丘陵に、1969(昭和44)年開設された野外美術館。7万m2の敷地には樹木に縁どられた広々とした芝生にロダン、ブールデル、ヘンリー・ムーアなどの巨匠の彫刻約120点が展示され、小道を歩きながら鑑賞できる。野外展示場の周りにはピカソ館などの室内展示場があり、多くの作品を展示している。また、こども...
箱根美術館 ( 神奈川県 箱根町 )
箱根美術館は、岡田茂吉氏によって収集された美術品を一般に公開するために建設されたもので、1952(昭和27)年に創立された。わが国の力強く重厚な「中世のやきもの」を中心に、縄文時代から江戸時代までの日本陶磁器を常設展示している。所蔵する「天冠をつけた男子」は、国の重要文化財に指定されている。 建物の周りには、「神仙郷」...
ポーラ美術館 ( 神奈川県 箱根町 )
「箱根と自然と美術の共生」のコンセプトのもと、ポーラ創業家二代目・鈴木常司が1950年代後半から40数年にわたり収集したコレクションを有する美術館として、2002(平成14)年9月に開館した。コレクションは約1万点にのぼり、19世紀フランスの印象派を中心とした西洋絵画や日本の洋画、日本画、版画、彫刻、東洋陶磁、日本の近現代陶芸、ガ...
小田原文学館 ( 神奈川県 小田原市 )
文学館の建物は、明治時代から昭和戦前期にかけての陸軍軍人、官僚、政治家であった田中光顕の元別邸で、1937(昭和12)年築のスパニッシュ様式の本館、1924(大正13)年築の和風建築の別館ともに国登録有形文化財である。 本館1階は尾崎一雄、川崎長太郎など小田原出身の文学者、2階は谷崎潤一郎、三好達治など小田原に居住した文学者の...
松永記念館 ( 神奈川県 小田原市 )
本館展示室は、「電力王」と言われた松永安左エ門(耳庵 じあん)が収集した古美術品を一般公開するために、「財団法人松永記念館」を設立し、建設したもの。財団の解散後は、市に寄付し、市が管理している。本館2階は松永の意向が反映された茶室が保存されている。広間の太い床柱は平等院山門に使用されたものといわれ、横浜の三溪園で知ら...
神奈川県立生命の星・地球博物館 ( 神奈川県 小田原市 )
神奈川県立生命の星・地球博物館は、地球の歴史と生命の多様性をテーマとする自然史系博物館である。竣工は1994(平成6)年、延べ床面積は19,020m2で、実物標本は巨大な恐竜や隕石から豆粒ほどの昆虫まで約1万点にのぼる。 1階の常設展示室では、地球誕生のなぞについて隕石やクレーター形成などをもとに解説を行う「地球を考...
岡田美術館 ( 神奈川県 箱根町 )
岡田美術館は、明治時代に建設された欧米人向けのホテル「開化亭」の跡地に2013(平成25)年、開館した私設美術館である。 延床面積は約7,700m2の全5階建て、1階は中国・韓国の陶磁器、2階は日本の陶磁器やガラス、3階は屏風を中心とした日本絵画、4階は絵画・書跡・漆芸、5階は仏教美術の展示とテーマ別に分類されている。展...
鎌倉歴史文化交流館 ( 神奈川県 鎌倉市 )
世界的に著名な建築家ノーマン・フォスター率いるフォスター+パートナーズによって、設計された個人用住宅を活用。 建物は、2004(平成16)年に「Kamakura House」という名で竣工。2013(平成25)年、所有者が土地と建物整備費用を市に寄贈し、2017(平成29)年5月に、当初の意匠を残す形で改修を施し、当館はオープンした。市では、市民...
鈴木牧之記念館 ( 新潟県 南魚沼市 )
越後の冬の風物や雪の中で暮らす様子をまとめた雪の本『北越雪譜(ほくえつせっぷ)』を世に出した鈴木牧之*(1770~1842年)の記念館。 牧之は、縮の仲買と質屋をする家業に生まれ、19歳ではじめて江戸に行ったことがきっかけで雪国の暮らしを伝えようと出版に生涯をかける。 雪の本の執筆活動には紆余曲折あったが、40年という歳月...
石川県立歴史博物館 ( 石川県 金沢市 )
兼六園に隣接する、本多の森公園*(金沢市出羽町)内に残る赤レンガの建物を活用した県立の歴史博物館。もともと旧陸軍の兵器庫として明治40年代から大正初期に建てられた3棟が、第2次大戦後、金沢市立美術工芸大学(当時は、前身の金沢美術専門学校)の校舎として使用されたもの。1986(昭和61)年、石川県立郷土資料館(金沢市広坂)が本...
金沢21世紀美術館 ( 石川県 金沢市 )
金沢市街の中心、広坂にある現代美術を収蔵・展示した公立美術館。開館以来入館者が増え続け、全国のみならず国際的にも有名になった人気の観光スポット。市民はじめ「誰もがいつでも立ち寄ることができ、様々な出会いの場となること」(美術館HP)を目指した現代アート美術館である。愛称はまるびぃ(由来は「丸い美術館」)。また、略称と...
鈴木大拙館 ( 石川県 金沢市 )
金沢市出身の仏教学者である鈴木大拙への理解を深め、思索の場とすることを目的に、大拙生誕地の近くに2011(平成23)年開館した。鈴木大拙は、世界的に知られる金沢が生んだ仏教哲学者。来館者自らが思索する場となることを目的に建築設計され、館内は「展示空間」「学習空間」「思索空間」の3つの空間を回廊で結ぶとともに、「玄関の庭」「...
国立工芸館 ( 石川県 金沢市 )
国立工芸館は、近現代の工芸・デザインを専門とする美術館。石川県金沢市の中心部、兼六園や石川県立美術館、金沢21世紀美術館などが集まる文化ゾーン「兼六園周辺文化の森」に位置し、工芸文化の発信拠点として、作品や資料の収集保管および調査研究に基づく展覧会の開催、さまざまなラーニング・プログラムを行っている。
こまつの杜 ( 石川県 小松市 )
建設・鉱山機械メーカーのコマツ(登記社名:株式会社 小松製作所)が、会社創立90周年の記念事業の一環として、会社発祥の地である小松工場跡地に整備した施設で、2011(平成23)年5月13日に誕生した。 コマツグループ社員のグローバルな人材育成の機能を担う「コマツウェイ総合研修センタ」、「テクノトレーニングセンタ」等の社員研修...
福井県立恐竜博物館 ( 福井県 勝山市 )
福井県立恐竜博物館は、恐竜を中心とする地質・古生物学博物館として、2000(平成12)年に開館した。この4,500m2の広大な展示室には44体の恐竜全身骨格をはじめとする千数百点の標本、大型復元ジオラマや映像がある。 1階の「恐竜の世界」ゾーンは展示のメインで、恐竜全身骨格を展示している「恐竜の世界」、「恐竜のからだと...
福井県年縞博物館 ( 福井県 若狭町 )
特徴的な縞模様の地層「年縞(ねんこう)」をテーマにした世界初の博物館。三方五湖の一つ、水月湖の湖底には世界最長となる7万年分もの連続した年縞が形成されている。水月湖では直接流れ込む大きな河川がない、水深が深く生物が湖底に生息できないなど、年縞が形成されるための奇跡的な条件がそろっている。水月湖の年縞は考古学などにおけ...
山梨県立美術館 ( 山梨県 甲府市 )
JR中央本線甲府駅の南西約4km、国道52号沿いの芸術の森公園内にある。1978(昭和53)年の開館以来、「ミレーの美術館」として広く親しまれている。 最初の収蔵品であるジャン=フランソワ・ミレーの《種をまく人》をはじめ、ミレーやバルビゾン派の作家、ヨーロッパの主要な風景画家、ならびに山梨ゆかりの作家や日本の近現代作家の作品収...
久保田一竹美術館 ( 山梨県 富士河口湖町 )
富士急行線河口湖駅から、北へ河口湖の湖岸に沿って約5km、河口湖もみじ回廊の奥にある。久保田一竹*1は、室町時代に隆盛し、江戸時代初期には衰退していた染色技術「辻が花」*2を1962(昭和37)年に復活させ、独自の工夫を加え、独創的な「一竹辻が花」を生んだ。久保田一竹美術館は1994(平成6)年に開館し、この技法で染めた着物などの作...
サントリー白州蒸溜所 ( 山梨県 北杜市 )
JR小淵沢駅の南西約8km、南アルプス・甲斐駒ケ岳のふもとの広大な森の中に1973(昭和48)年に開設されたモルトウイスキー蒸溜所。南アルプスの山々が生み出す良質な天然水*を活用した、自然との調和をめざす「森林公園工場」と掲げている。 約82万m2におよぶ敷地内には白州蒸溜所と天然水南アルプス白州工場がある。またウイ...
平山郁夫シルクロード美術館 ( 山梨県 北杜市 )
JR小海線甲斐小泉駅前にあり、周囲は雑木林のなかに住宅、別荘などが点在し、八ヶ岳や富士山を遠望する標高1000mほどの高原にある。 日本画家平山郁夫*が1988(昭和63)年に鎌倉にシルクロード研究所を創設し、1999(平成11)年にこの地に「八ヶ岳シルクロードミュージアム」を開設した。2004(平成16)年には「平山郁夫シルクロード美術...
碌山美術館 ( 長野県 安曇野市 )
安曇野に生まれた彫刻家荻原守衛(おぎはらもりえ 号:碌山(ろくざん))の作品を展示した美術館で、1958(昭和33)年に開館したもの。赤レンガ造の小さな教会風の建物で、代表作『女』『北條虎吉像』など14点の彫刻や彼の蔵書・資料が並べられている。 第一展示棟、第二展示棟には彼の影響をうけた芸術家や友人の高村光太郎、戸張孤雁...
セゾン現代美術館 ( 長野県 軽井沢町 )
軽井沢千ヶ滝温泉の北西部の緑に囲まれた別荘地区の一角にある。敷地面積27,732m2の広い庭の中に、延べ床面積2,078m2、鉄筋2階建の美術館。東京(高輪)にあった高輪美術館が1981(昭和56)年に新築移転したもの。 全国でも数少ない現代美術が主体で、マン・レイのオブジェや、パウル・クレー、マックス・エルンス...
北斎館 ( 長野県 小布施町 )
小布施町は須坂市に隣接し、千曲川右岸の松川扇状地に位置し、半径2km以内にすべての集落が入る長野県で1番小さな町。北信五岳・北アルプスを望むことができ、果樹栽培が盛んで特にリンゴと栗が代表的産物。葛飾北斎ゆかりの地で、切妻風白壁の江戸時代の町並みも復元されている。 北斎館は市街地のほぼ中央、小布施駅南東約800mにあり、1...
安曇野ちひろ美術館 ( 長野県 松川村 )
安曇野ちひろ美術館は安曇野市の北、松川村のほぼ中央にあり、周囲を広大な安曇野ちひろ公園(松川村営)に囲まれている。ちひろ美術館・東京の開館20周年を記念して開館した。館内には5つの展示室があり、絵本画家・いわさきちひろや世界の絵本画家の作品、絵本に関する歴史資料を展示している。 美術館のある松川村は、戦後、ちひろの両...
戦没画学生慰霊美術館 無言館 ( 長野県 上田市 )
上田駅の南西部、上田電鉄別所線「塩田町駅」南の標高570mの静かな丘にある。窪島誠一郎*により、信濃デッサン館の分館として1997(平成9)年に開館した美術館。 「戦没画学生慰霊美術館 無言館」という名が示すように、第二次世界大戦中、志半ばで戦場に散った画学生たちの残した絵画や作品、イーゼルなどの愛用品を収蔵、展示している...
市立大町山岳博物館 ( 長野県 大町市 )
立山黒部アルペンルートの信州側玄関口である長野県大町市。大町市内東山に位置する市立大町山岳博物館は、昭和26年に誕生し、「北アルプスの自然と人」をメインテーマに、後立山連峰を中心とした山岳の自然や歴史について紹介する、日本初の山岳をテーマとした博物館です。 ここでは3階にある展望ラウンジからの北アルプスの展望を...
MOA美術館 ( 静岡県 熱海市 )
JR東海道本線・東海道新幹線熱海駅の北約2kmの丘陵地に建つ。1957(昭和32)年に開館した熱海美術館を前身としている。 1982(昭和57)年、創立者岡田茂吉*1の生誕100年を記念して、日本美術を中心とした美術品の展示、能や茶の湯などの推進、日本文化の情報発信などを目的とし、地上3階、地下1階、延べ床面積1万7,000m2の近代...
静岡市立芹沢銈介美術館 ( 静岡県 静岡市 )
JR東海道線・東海道新幹線静岡駅から南に3km、登呂公園内に建つ市立美術館で、1981(昭和56)年に開館。静岡市出身の染色家で人間国宝である芹沢銈介*1の作品と収集品を収蔵、展示している。 収蔵品は芹沢銈介が型絵染の技法で制作した着物・帯・のれん・夜具地・壁掛・屏風・装幀本など約1,300点と、芹沢銈介の収集した染織品・木工品・...
浜松市楽器博物館 ( 静岡県 浜松市 )
JR東海道本線・東海道新幹線浜松駅北口から東へ約500mのところにある。浜松市は世界的な楽器メーカーを含め200社以上の楽器関連会社が集まり、ピアノ、電子オルガンや電子ピアノ、管楽器、ギター、ハーモニカなど様々な楽器が生産されている。 このことから、浜松市が「音楽のまちづくり」の一環として1995(平成7)年に設立した市立の博...
徳川美術館 ( 愛知県 名古屋市 )
JR中央本線大曽根駅南口から徒歩10分。または地下鉄東山線栄駅で名城線に乗り換え大曽根駅下車徒歩15分。美しい庭園の徳川園*に隣接する。開館は1935(昭和10)年で、徳川家康の遺品である「駿府御分物(すんぷおわけもの)」を中核に、初代義直をはじめとする尾張徳川家歴代当主やその家族の遺愛品、いわゆる「大名道具」を収蔵、展示してい...
トヨタ博物館 ( 愛知県 長久手市 )
リニモ芸大通り駅から徒歩5分。トヨタ自動車創立50周年記念事業の一つとして、1989(平成元)年に設立した博物館。自動車の歴史を学び、人と車の豊かな未来のためにつくられた博物館で、世界の自動車とクルマ文化の歴史を紹介する。 「クルマ館」*では19世紀末のガソリン自動車誕生から現代までの自動車の歴史を、日米欧の代表的な車両約...
INAX ライブミュージアム ( 愛知県 常滑市 )
LIXILがINAX ブランド発祥の地常滑市で運営する、ものづくりの心を伝えるミュージアムである。2006(平成18)年には、「窯のある広場・資料館(2019(令和元)年リニューアル)」*「世界のタイル博物館」*「陶楽工房」の既存施設に、「土・どろんこ館」「ものづくり工房(2021(令和3)年、やきもの工房へ名称変更)」が加わり、グランドオ...
豊田市美術館 ( 愛知県 豊田市 )
名鉄豊田市駅から南に400m進み、国道153号線を西上した拳母(ころも)台地上の童子山と称される独立丘陵に拳母城跡があり、その本丸部分に1995(平成7)年に開館したのが豊田市美術館である。美術館正面わきにある復元された二重櫓がその面影を伝える。 美術館は、一人ひとりの鑑賞者が作品と対話し、それぞれの作品との関係を結ぶ場とな...
ミキモト真珠島 ( 三重県 鳥羽市 )
JR・近鉄鳥羽駅より徒歩約5分。1893(明治26)年に御木本幸吉が世界で初めて真珠の養殖に成功した島(相島)である。1939(昭和4)年に見学用設備を整え、内外から多くの人たちを迎え入れようという試みをスタートさせたが、戦時中は軍に接収され、終戦後は荒れ果てた状態にあった。それを幸吉は、再整備を進め、1951(昭和26)年に一般公開...
海の博物館 ( 三重県 鳥羽市 )
JR・近鉄「鳥羽駅」よりバスで約40分。海の博物館は、三重県沿岸で失われゆく漁村資料を収集する目的で、1971(昭和46)年に鳥羽市に開館し、1992(平成4)年に現在地である志摩芸術村*の敷地内に新築移転したものである。「海と人」をテーマに、海女道具や船大工道具、網・釣り針などの漁撈用具、漁村の生活用具など海に関する約6万3千点(...
神宮の博物館 ( 三重県 伊勢市 )
伊勢神宮の内宮と外宮の中間に位置する伊勢市倉田山の丘陵は文教地区となっており、神宮関係の文化施設が集まっている。その代表的な施設が神宮徴古館、神宮農業館、式年遷宮記念神宮美術館であり、その他に神宮文庫*、そして最も新しい内宮別宮である倭姫宮がある。 神宮徴古館は1909(明治42)年に創設された日本で最初の私立博物館で...
伊賀流忍者博物館 ( 三重県 伊賀市 )
伊賀鉄道「上野市駅」から徒歩で約7分。1964(昭和39)年、上野市(現伊賀市)高山にあった民家を移築し、忍術研究家である奥瀬平七郎が忍者屋敷として開設したのが始まりである。1998(平成10)年には、施設を増築し、現在の名称である伊賀流忍者博物館に名称を変更した。2008(平成20)年には博物館法に基づく登録博物館として三重県が認定...
三重県総合博物館 ( 三重県 津市 )
JR紀勢本線、近鉄名古屋線、伊勢鉄道の津駅西口からバスで5分。1953(昭和28)年に開館した「三重県立博物館」を前身として、2014(平成26)年に新築・移転したのが「三重県総合博物館」である。愛称は一般公募で「MieMu」(みえむ)が選ばれ、イメージカラーはオレンジとなっている。 施設は、交流創造エリア、展示エリア、ミュージアム...
せんぐう館 ( 三重県 伊勢市 )
「式年遷宮記念 せんぐう館」は2013(平成25)年の第62回式年遷宮を記念して、その前年、外宮に隣接して創設された伊勢神宮の博物館である。館内には式年遷宮や伊勢神宮の年間のお祭りの概要、外宮正殿の側面部分を再現した原寸模型、渡御御列(とぎょぎょれつ)の模型、御装束神宝の調製工程品などが展示されている。
三重県立熊野古道センター ( 三重県 尾鷲市 )
JR尾鷲駅からバスで約20分。2004(平成16)年7月、三つの霊場とそれらを結ぶ参詣道*が「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録された。道(巡礼の道*)の世界遺産は世界でも珍しく、この地では、自然崇拝に根ざした神道、中国から伝来し日本で独自の展開を見せた仏教、その両者が結びついた修験道など信仰の多様な形態が育まれてき...
わらべ館の童謡・唱歌 ( 鳥取県 鳥取市 )
わらべ館は鳥取市にある童謡・唱歌とおもちゃをテーマとしたミュージアムである。 唱歌「ふるさと」「春の小川」「朧月夜」の作曲で知られる岡野貞一*をはじめ、田村虎蔵*、永井幸次*らの出身地であったことから、県は「童謡・唱歌のふるさと鳥取」を推進している。その拠点施設としての鳥取県立童謡館と、鳥取市が1989(平成元)年に...
島根県立美術館 ( 島根県 松江市 )
1999(平成11)年に宍道湖畔に開館した美術館。県庁第三庁舎(旧県立博物館)や県立図書館など、島根県内に多くの建築を遺す菊竹清訓(きくたけきよのり)が設計した。 穏やかなカーブを描く大屋根に円形の開口部があり、展望テラスが作られている。建物から宍道湖が見えるようにガラス張りになっており、夕日が鑑賞しやすい設計となって...
島根県立古代出雲歴史博物館 ( 島根県 出雲市 )
一畑電車の出雲大社前駅から徒歩7分、出雲大社のすぐ東隣に位置する。 2007(平成19)年3月に開館。1984(昭和59)年、荒神谷遺跡(こうじんだにいせき)*から358本の銅剣が、その後続けて銅矛16本、銅鐸6個が発見され、文化財の保存・展示・活用の方法が模索される中、「島根県古代文化活用委員会」の設置から18年をかけ、博物館建設が...
足立美術館 ( 島根県 安来市 )
JR山陰本線安来駅より南西へ約8kmに所在し、1970(昭和45)年に郷土出身の実業家・足立全康*氏が収集した日本画や陶芸を中心とした美術館である。横山大観*をはじめ、竹内栖鳳、川合玉堂、上村松園、橋本関雪など近代から現代の日本画壇の巨匠たちの作品を所蔵している。開館50周年を記念し完成した「魯山人館」*では、常時120点の北大路...
大原美術館 ( 岡山県 倉敷市 )
倉敷川沿い、美観地区の一画にある大原美術館は、1930(昭和5)年開館の西洋美術を中心とした私立美術館である。開館前年に亡くなった西洋画家の児島虎次郎*1を悼み、その支援者だった倉敷の実業家、大原孫三郎*2が設立した。大原家は地元屈指の大地主で、クラボウ(倉敷紡績株式会社)の創業家である。現在の高梁市成羽町出身の児島は、東...
大塚国際美術館 ( 徳島県 鳴門市 )
大塚グループが創立75周年記念事業として、創業の地鳴門市の大鳴門橋近くに設立した延べ床面積2万9,412m2の日本最大級の常設展示スペースをもつ美術館である。世界26カ国、190余の美術館が所蔵する古代から現代に至る西洋美術史を代表する名画1,000余点を陶板*で原寸大に再現し展示する、世界に類を見ないセラミックアートミュー...
藍の館 ( 徳島県 藍住町 )
藍住町とその周辺に藍作と藍染が発達したのは、吉野川が氾濫するたびに、毎年新しい壌土を運んでくれるため、土中の養分吸収度が高い藍でも、連作障害を起こすことがなかったからである。 藍作が盛んになったのは、1585(天正13)年、かねてから藍作に深い関心をもっていた蜂須賀家政*が播磨から国主として阿波に入封してからである。彼...
ベネッセアートサイト直島 ( 香川県 直島町 / 香川県 土庄町 / 香川県 小豆島町 / 香川県 高松市 / 岡山県 岡山市 )
ベネッセアートサイト直島は岡山市に本拠を置く、通信教育などで知られる、株式会社ベネッセホールディングスと公益財団法人 福武財団が瀬戸内海の直島、豊島、犬島などで展開する現代アートに関わるさまざまな活動である。美術館、宿泊事業、集落の古民家などを使ったインスタレーション*のほか、刊行物やシンポジウムなどの情報発信も行っ...
北九州市立いのちのたび博物館 ( 福岡県 北九州市 )
「いのちのたび」をコンセプトに、生命の進化の道筋と人の歴史を展示解説する博物館。大きく自然史ゾーンと歴史ゾーンに分かれる。 自然史ゾーンでは、地球誕生から生命進化の歴史、現代にいたるまでの壮大な流れを、恐竜の骨格標本をはじめ、さまざまな実物標本や映像資料などを使ってわかりやすく展示する。 ほかにも北九州の地質や...
北九州市立松本清張記念館 ( 福岡県 北九州市 )
現在の北九州市小倉北区に生まれ育った松本清張(1909~1992年)。朝日新聞西部本社広告部時代に小説の発表を始めた。1953(昭和28)年、芥川賞受賞。雑誌『旅』(日本交通公社刊)に連載され、刊行後大人気となった「点と線」など、社会派推理小説という新ジャンルを切り開いた。記念館では現代・推理小説をはじめ、現代史、古代史など幅広...
福岡市博物館 ( 福岡県 福岡市 )
福岡タワーの南にある歴史民俗博物館。「Fukuoka アジアに生きた都市と人びと」をテーマに、福岡の歴史と人々のくらしを紹介する。特に、大陸文化の玄関口であった福岡ならではの、対外交流に重点を置いた構成になっている。 国宝の「金印*」をはじめ、黒田家の家臣「黒田二十四騎」のひとり、母里太兵衛が福島正則から”呑み取った”とさ...
九州国立博物館 ( 福岡県 太宰府市 )
「日本文化の形成をアジア史的観点から捉える」というコンセプトのもと、全国4番目の国立博物館として2005(平成17)年に開館。太宰府天満宮奥手の丘陵地に立ち、太宰府天満宮から長いエスカレーターでアプローチすると、周囲の山並みに溶け込む穏やかな曲線を描いた全面ガラス張りの近代的な建物が突如現れ、圧倒される。自然光が差し込むエ...
大分県立美術館 ( 大分県 大分市 )
世界的な建築家・坂 茂氏が設計したガラス張りの開放的な透明感あふれる外観が印象的。フリースペースには触ることのできるアート作品も並び、気軽に立ち寄れる。収蔵作品はバラエティに富み、世界的に著名なアーティストから、豊後南画の礎を築いた田能村竹田をはじめとした大分ゆかりの芸術家の作品など、およそ5,000点。魅力あふれる企画...
鹿児島市 維新ふるさと館 ( 鹿児島県 鹿児島市 )
明治維新を支えた西郷隆盛や大久保利通らが幼少期を過ごした甲突川(こうつきがわ)沿いに立つ歴史観光施設「維新ふるさと館」。2018(平成30)年にリニューアルオープンした。明治維新をわかりやすく、楽しく学ぶための歴史観光施設で、薩摩の偉人・英雄列伝や篤姫のコーナー、「翔ぶが如く」「西郷どん」の世界が楽しめる大河ドラマシアタ...
知覧特攻平和会館 ( 鹿児島県 南九州市 )
第二次大戦末期、知覧飛行場は特攻基地となり、爆弾を装着した飛行機もろとも敵艦に体当たりする特攻機が、数多くここから飛び立って二度と戻らなかった。その飛行場の跡地に立つのが「知覧特攻平和会館」。戦死した若い特攻隊員たちの遺品、遺影や遺書など関係資料を展示し、海中から引き揚げられたゼロ戦も置かれている。語り部による特攻...
種子島宇宙センター ( 鹿児島県 南種子町 )
鹿児島本土最南端の佐多岬から南東約40kmに位置する種子島。島の南端にある種子島宇宙センターは、970万m2の敷地をもつ日本最大のロケット発射場だ。大型ロケット発射場、衛星組立棟などの設備があり、ロケットの組立、整備、点検、打ち上げ、人工衛星の最終チェックからロケットへの搭載、打ち上げ後のロケットの追跡まで一連の...
田中一村記念美術館 ( 鹿児島県 奄美市 )
1977(昭和52)年に奄美大島で69年の生涯を終えた日本画家・田中一村の作品を常設展示する美術館。奄美大島に19年間住むなかで完成させた彼の代表作ともいえる作品「不喰芋と蘇鐵」(くわずいもとそてつ)、「初夏の海に赤翡翠」(しょかのうみにあかしょうびん)、「海老と熱帯魚」などをはじめ、幼少期の南画に始まる彼の生涯にわたる一連...