種子島宇宙センターたねがしまうちゅうせんたー

鹿児島本土最南端の佐多岬から南東約40kmに位置する種子島。島の南端にある種子島宇宙センターは、970万m2の敷地をもつ日本最大のロケット発射場だ。大型ロケット発射場、衛星組立棟などの設備があり、ロケットの組立、整備、点検、打ち上げ、人工衛星の最終チェックからロケットへの搭載、打ち上げ後のロケットの追跡まで一連の作業を行っている。宇宙航空研究開発機構(JAXA)の宇宙開発において、人工衛星打ち上げの中心的な役割を果たすセンターである。
 敷地内にある宇宙科学技術館は、実物大のロケットの部品にふれるコーナーをはじめ体験展示が充実している。事前に予約すれば、専任のガイドに施設を案内してもらえる。(出典:http://www.jaxa.jp/about/centers/tnsc/)
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みどころ

日本の宇宙開発の最先端技術にふれられる貴重な施設。宇宙科学技術館のリフトオフシアターは、壁面と床面を活用した大画面の映像・音やスモークで、打ち上げを射点間近で見上げているような臨場感を体験できる(出典:http://www.jaxa.jp/about/centers/tnsc/ 種子島宇宙センターリーフレット)。また「きぼう」模型内のフォトスポットは、記念撮影の場として人気がある。世界一美しい射場と称される種子島宇宙センターの景色とともに、宇宙開発の現場を堪能したい。今後の宇宙開発への期待が高まる。南種子島町内の4カ所の「ロケット打ち上げ見学場」から、打ち上げの瞬間を間近で見ることができる。