戦没画学生慰霊美術館 無言館せんぼつががくせいいれいびじゅつかん むごんかん

上田駅の南西部、上田電鉄別所線「塩田町駅」南の標高570mの静かな丘にある。窪島誠一郎*により、信濃デッサン館の分館として1997(平成9)年に開館した美術館。
 「戦没画学生慰霊美術館 無言館」という名が示すように、第二次世界大戦中、志半ばで戦場に散った画学生たちの残した絵画や作品、イーゼルなどの愛用品を収蔵、展示している。2008(平成20)年には付近に第二展示館を開館した。
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みどころ

知覧の特攻平和会館とならび、若い人たちが戦火に散った記憶を伝える悲しい遺産であり、人間の愚かさと作品への思いに胸を打たれる。
 静かな環境の丘にあり、展示施設内部の空間がコンクリートの打ちっぱなしの簡素なつくりとなっていること、作品を浮かび上がらせる照明の当て方などにより、一点一点をじっくり鑑賞することができる。(林 清)
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補足情報

*窪島誠一郎:画廊を経営するかたわら、自ら出征経験を持つ画家の野見山暁治とともに全国を回って、戦没画学生の遺族を訪問して遺作を蒐集した。父親は小説家の水上勉。
関連リンク 戦没画学生慰霊美術館無言館(一般財団法人戦没画学生慰霊美術館無言館)(WEBサイト)
関連図書 『「無言館」ものがたり』 窪島誠一郎 (窪島誠一郎の無言館に関する図書は複数あるが、初期の代表作品を掲載した)
参考文献 戦没画学生慰霊美術館無言館(一般財団法人戦没画学生慰霊美術館無言館)(WEBサイト)
信州上田観光情報(上田市)(WEBサイト)

2022年09月現在

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