大分県立美術館おおいたけんりつびじゅつかん

世界的な建築家・坂 茂氏が設計したガラス張りの開放的な透明感あふれる外観が印象的。フリースペースには触ることのできるアート作品も並び、気軽に立ち寄れる。収蔵作品はバラエティに富み、世界的に著名なアーティストから、豊後南画の礎を築いた田能村竹田をはじめとした大分ゆかりの芸術家の作品など、およそ5,000点。魅力あふれる企画展も多数開催している。
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みどころ

世界的建築家・坂 茂氏による建物は、「街に開かれた縁側としての美術館」がコンセプト。メイン通りに面した南側の壁面部分は、大分県の竹工芸をイメージさせる斬新なデザイン。開閉できるガラス水平折戸は開放的な雰囲気をもたらす。この建物を見るために訪れる来館者も多い。
 エントランスの先にある巨大なタマゴ型をした作品は、アムステルダムを拠点に世界的に活躍するデザイナー、マルセル・ワンダースによるもの。誰でも触れることができ、アートを身近に感じられる。出会いと五感をコンセプトとしたグローバルとローカルのバランス感あるユニークな企画展や、大分ゆかりの芸術家の作品が充実しているコレクション展など、年間を通して見応えのある展覧会を開催している。
 アートと人を繋ぐワークショップを豊富に開催しているのも特徴で、日曜日に開催される予約不要のワークショップなどにはタイミングが合えば参加してみるのもいい。いつもとは違った旅を楽しめるだろう。
関連リンク 大分県立美術館(WEBサイト)
参考文献 大分県立美術館(WEBサイト)
大分県(WEBサイト)

2020年04月現在

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