小田原文学館おだわらぶんがくかん

文学館の建物は、明治時代から昭和戦前期にかけての陸軍軍人、官僚、政治家であった田中光顕の元別邸で、1937(昭和12)年築のスパニッシュ様式の本館、1924(大正13)年築の和風建築の別館ともに国登録有形文化財である。
 本館1階は尾崎一雄、川崎長太郎など小田原出身の文学者、2階は谷崎潤一郎、三好達治など小田原に居住した文学者の資料を展示している。3階は展望室・休憩室になっている。別館は、白秋童謡館として、小田原で8年ほどを過ごし多くの童謡を創作した北原白秋の資料を展示している。その他に、市内下曽我にあった尾崎一雄の自宅の一部が移築されており、庭園は日本の歴史公園100選にも選ばれており、サクラやモミジなど四季折々の風情を楽しむことができる。
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みどころ

文学館のある西海子小路は、近世後期の武家屋敷地であり、近代に入ると別荘地となり多くの政財界人や文学者が居を構えた。近隣には山縣有朋の側近だった松本剛吉の元別邸も公開されており、周辺は桜の名所としても知られる一大観光ゾーンである。多くの文学者が執筆活動を行った場所で、小田原の魅力を感じてもらいたい。(溝尾 良隆)
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補足情報

*白秋童謡館と尾崎一雄邸書斎の観覧料は共通。
関連リンク 小田原市(WEBサイト)
参考文献 小田原市(WEBサイト)

2020年04月現在

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