滋賀県立琵琶湖博物館
JR琵琶湖線草津駅からバスで約25分、琵琶湖畔の烏丸半島にある。2016年、18、20年と3期にわたるリニューアルを行ない、質・量ともに充実している。単に展示を見せるだけでなく、魚類の保護増殖*にも力を入れている。400万年にもおよぶ琵琶湖のおいたちや、現在は絶滅しているゾウがいた森を紹介するオープン・ジオラマコーナーがあるA展示室、かつて琵琶湖輸送の主役だった丸子船や人による森や湖の利用など、自然利用の歴史などが理解できるよう展示されているB展示室、1946(昭和39)年当時の民家の復元や、ヨシ原、田んぼ、森の生きものと人による利用を紹介しているC展示室がある。日本最大級の水族展示室では、長さ10mのトンネル水槽をくぐるとパノラマワイドに広がる湖中の様子に水中散歩の気分が味わえ、ビワコオオナマズをはじめ琵琶湖の生き物や世界の淡水魚が見られる。また、琵琶湖と同じく古代湖と呼ばれる長い歴史を持つ湖の展示もあり、世界一古い湖であるバイカル湖のほか、世界の古代湖も紹介している。これらのほかに、五感を使って子どもと大人が楽しく学べるディスカバリールームもある。

みどころ
琵琶湖や周辺の淡水生物が見られる水族展示室では、トンネル水槽の他にも多くの水槽があり、琵琶湖固有の生きものの他、バイカル湖など世界の古代湖の生きものが見られる。また、生きものや環境と人の暮らしとの関係について、いろいろな視点から知ることができる。
琵琶湖と人々の生活の関係性をメインに紹介しており、琵琶湖をもつ滋賀県でなければできない博物館になっている。また、小中学生は常設展示の観覧が無料で、小さい頃から琵琶湖に親しみを持つよう配慮されている。
隣接して、草津市立水生植物公園「みずの森」がある。あわせて見学することを薦める。
琵琶湖と人々の生活の関係性をメインに紹介しており、琵琶湖をもつ滋賀県でなければできない博物館になっている。また、小中学生は常設展示の観覧が無料で、小さい頃から琵琶湖に親しみを持つよう配慮されている。
隣接して、草津市立水生植物公園「みずの森」がある。あわせて見学することを薦める。

補足情報
*保護増殖:これまでに 数多くの魚類の繁殖に成功し、日本動物園水族館協会より「繁殖賞」を受賞したり、「初繁殖認定」を受けたりしている。
保護増殖した魚類は、普及啓発の展示に用いられるだけでなく、他の水族館や原産地の保護機関に分譲されることもある。
保護増殖した魚類は、普及啓発の展示に用いられるだけでなく、他の水族館や原産地の保護機関に分譲されることもある。
関連リンク | 琵琶湖博物館(滋賀県立琵琶湖博物館)(WEBサイト) |
---|---|
参考文献 |
琵琶湖博物館(滋賀県立琵琶湖博物館)(WEBサイト) 滋賀・びわ湖 観光情報(公益社団法人びわこビジターズビューロー)(WEBサイト) 『びわはく 琵琶湖博物館25周年』第5号 資料 『びわこのちからの博物館』資料 『草津観光マップ』資料 |
2025年04月現在
※交通アクセスや料金等に関する情報は、関連リンクをご覧ください。