福岡市博物館
福岡タワーの南にある歴史民俗博物館。「Fukuoka アジアに生きた都市と人びと」をテーマに、福岡の歴史と人々のくらしを紹介する。特に、大陸文化の玄関口であった福岡ならではの、対外交流に重点を置いた構成になっている。
国宝の「金印*」をはじめ、黒田家の家臣「黒田二十四騎」のひとり、母里太兵衛が福島正則から”呑み取った”とされる名鎗「日本号」や、機械遺産に認定された現存最古の走行可能な国産自動車「アロー号」など各時代を映す貴重な資料が多い。人々のくらしについても、昔の生活用具や衣類、博多祇園山笠(ユネスコ無形文化遺産)で使われる舁き山を原寸大で再現した展示などを使って紹介する。
国宝の「金印*」をはじめ、黒田家の家臣「黒田二十四騎」のひとり、母里太兵衛が福島正則から”呑み取った”とされる名鎗「日本号」や、機械遺産に認定された現存最古の走行可能な国産自動車「アロー号」など各時代を映す貴重な資料が多い。人々のくらしについても、昔の生活用具や衣類、博多祇園山笠(ユネスコ無形文化遺産)で使われる舁き山を原寸大で再現した展示などを使って紹介する。
みどころ
福岡の歴史・文化を学べるスポット。常設展示室は、「奴国の時代」「鴻臚館の時代」「福岡藩の時代」など、単に時代ごとではなく、テーマ性を持って展示する方法となっていて、非常に見やすい。ここに来れば福岡のことをひと通り知ることができるので、観光の前に立ち寄ると旅の深みが増す。展示解説は4言語対応の音声ガイドを導入するなど多言語に対応している。
みどころは、国宝の金印。誰もが知る郷土の至宝を間近で見られ、撮影も可能。また、福岡藩主・黒田家の資料も当博物館の重要なコレクションである。企画展示室では、黒田家の名宝が随時公開され、魅力の一つとなっている。
みどころは、国宝の金印。誰もが知る郷土の至宝を間近で見られ、撮影も可能。また、福岡藩主・黒田家の資料も当博物館の重要なコレクションである。企画展示室では、黒田家の名宝が随時公開され、魅力の一つとなっている。
補足情報
*金印:1784(天明4)年、農夫により発見されたもので、2.3cm正方で全体の高さ約2.2cm、108.7gの印。『後漢書』東夷伝にみえるように、57(建武中元2)年、後漢の光武帝に、倭(わ)の奴国王(なこくおう)が朝貢して受けたものと考えられている。印面の文字は「漢委(倭)奴国王(かんのわのなのこくおう)」と読むのが定説。
関連リンク | 福岡市博物館(WEBサイト) |
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参考文献 | 福岡市博物館(WEBサイト) |
2020年04月現在
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