福岡県
印刷する日本海側では冬季において北西の季節風が吹き付けるものの、年間を通すと温暖な気候である。恵まれた自然条件のもと、多種多様な農業が営まれているほか、林業、漁業なども盛んである。
古代より、中国大陸や朝鮮半島と我が国の交流の窓口となっていた。江戸時代には、街道や水運の発達に伴い九州における交通の要衝となった。明治以降、石炭の産出に伴い、北部には北九州工業地帯が、南部大牟田地区には重化学コンビナートが形成された。
祭りにも特徴がある。神社の祭礼で用いられる御輿や山車を意味する「山笠」の名の付く祭りが福岡県内各地及び隣県にもみられ、地域により飾り方の様式などが異なる。