福岡城
関ケ原の戦の功により、筑前52万3,000石を拝領した黒田長政が1601(慶長6)年から7年間かけて建立した城。壮大な平山城で、堀を含めた総面積110万m2、東西1km、南北700mの全国でも有数の規模である。現在残っているのは、天守台・多聞櫓・(伝)潮見櫓・下之橋御門・旧母里太兵衛邸長屋門・名島門など。城跡は舞鶴公園として公開されている。
また、外堀には天然記念物のツクシオオガヤツリが自生し、公園内では梅、桜、藤、ハナショウブ、アジサイなど四季の花々が楽しめる。
また、外堀には天然記念物のツクシオオガヤツリが自生し、公園内では梅、桜、藤、ハナショウブ、アジサイなど四季の花々が楽しめる。
みどころ
福岡城跡は、広大な史跡公園・舞鶴公園として市民に公開されている。まずはその広さ、内郭を中心とした48万m2が国指定史跡というスケール感に驚く。天守閣の存在は定かではないが、保存された櫓・門などの建造物に往時の様子をうかがうことができる。とくに、南丸(二の丸南郭)にある国指定重要文化財の多聞櫓は、江戸時代から城内に残っている数少ない建物のひとつ。
また、総延長3km、高さ最大10mという石垣も見応えがある。自然石を積み上げた野面積みの石垣と、粗割石を用いて積み上げた石垣の2種を見ることができ興味深い。毎週土・日曜日には、保存されている福岡城外堀の石垣を見学することができる。この石垣は1910(明治43)年に市内電車を通した際に埋められたが、1976(昭和51)~1977(昭和52)年の地下鉄工事の際に発見された貴重なもの。タイミングが合えば、これもぜひ見ておきたい。
敷地内にある福岡城むかし探訪館では、福岡城のジオラマが見られる。
また、総延長3km、高さ最大10mという石垣も見応えがある。自然石を積み上げた野面積みの石垣と、粗割石を用いて積み上げた石垣の2種を見ることができ興味深い。毎週土・日曜日には、保存されている福岡城外堀の石垣を見学することができる。この石垣は1910(明治43)年に市内電車を通した際に埋められたが、1976(昭和51)~1977(昭和52)年の地下鉄工事の際に発見された貴重なもの。タイミングが合えば、これもぜひ見ておきたい。
敷地内にある福岡城むかし探訪館では、福岡城のジオラマが見られる。
関連リンク | 福岡市(WEBサイト) |
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参考文献 |
福岡市(WEBサイト) 福岡城むかし探訪館(WEBサイト) |
2020年04月現在
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