宮地嶽神社みやじだけじんじゃ

神功皇后を主祭神とし、皇后の三韓征伐に随行した勝村・勝頼両大神を併せて宮地嶽三柱大神として祀る、全国宮地嶽神社の総本宮である。開運、商売繁昌の神様として参拝されている。参道から石段を登った高台に鎮座しており、境内神苑には3,000本の桜、ホウキ桃、100種10万株の江戸菖蒲等四季を通じて、楽しめる花が植栽されている。また、本殿裏手の奥之宮には日本最大級の横穴式石室古墳があり、14個の巨石を積んだ石室の不動神社があり、そこから金銅製の壷鐙・鞍金具などの国宝に認定されている品々多数が出土している。
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みどころ

拝殿の大注連縄は、全長11m、重さ約3t、直径2.6mもある巨大なもので、毎年、崇敬者の方々と奉製する「日本最大級の大注連縄」である。また、銅まわりは国産材が使われ、及び、片面和牛一頭の皮で造られた直径2.2mの大太鼓、重さが450kgある銅製の大鈴も境内に置かれている。
 境内奥には「奥之宮八社」と呼ばれる8つの神社があり、八社巡りができ、八社巡ると大願成就するといわれている。このうち、三番社・不動神社は必ず訪れておきたいところである。ここは、6世紀未築造と推定され、日本一の規模となる横穴式石室古墳であり、その中から、金の鐙や冠、大太刀などが数多く出土し、うち20点が国宝に指定されており、地下の正倉院とも言われている。
 毎年2月と10月の2回、宮地嶽神社から海に続く一直線の参道の真ん中に夕陽が沈む「光の道」が現れ、夕陽に映り出される絶景は運が良ければ拝むことができる。
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補足情報

*近年、アイドルグループが出演するCMにおいて、海に沈む夕日が参道の階段を照らす「光の道」が話題となった。
関連リンク 宮地嶽神社(WEBサイト)
参考文献 宮地嶽神社(WEBサイト)

2020年04月現在

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