嘉穂劇場
1931(昭和6)年に開業。筑豊地方の炭鉱に従事する人々の娯楽施設として1922(大正10)年に開場した「中座」を前身とする。
木造2階建ての豪壮な入母屋造りで、およそ1,200人を収容する客席がある。客席は畳敷きで、桝席の左右には2本の花道と桟敷席。直径16mの廻り舞台や奈落など、昔ながらの劇場設備が今も残り、公演日・定休日を除き劇場内を見学できる。
木造2階建ての豪壮な入母屋造りで、およそ1,200人を収容する客席がある。客席は畳敷きで、桝席の左右には2本の花道と桟敷席。直径16mの廻り舞台や奈落など、昔ながらの劇場設備が今も残り、公演日・定休日を除き劇場内を見学できる。
みどころ
かつて、50軒もの芝居小屋があった筑豊地方。嘉穂劇場は炭鉱の娯楽の歴史を今に伝える現存する芝居小屋として建物自体に価値がある。休演日には劇場内を見学でき、特に「奈落」という、普段はあまり見ることができない空間を見学できるのが面白い。場面転換を行う直径16mの「廻り舞台」や、役者が奈落より登場する「迫り(セリ)」の機構などを、地下から見ることができる。
1979(昭和54)年から続く「全国座長大会」は、毎年9月に全国各地の大衆演劇の座長が一堂に介し、競演する芝居と舞踊ショーで、こちらも興味深い。
1979(昭和54)年から続く「全国座長大会」は、毎年9月に全国各地の大衆演劇の座長が一堂に介し、競演する芝居と舞踊ショーで、こちらも興味深い。
補足情報
*有料駐車場有
関連リンク | 嘉穂劇場(WEBサイト) |
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参考文献 |
嘉穂劇場(WEBサイト) 一般社団法人飯塚観光協会(WEBサイト) クロスロードふくおか(公益社団法人福岡県観光連盟)(WEBサイト) 国指定文化財等データベース(文化庁)(WEBサイト) |
2020年04月現在
※交通アクセスや料金等に関する情報は、関連リンクをご覧ください。