筑後吉井の町並みちくごよしいのまちなみ

筑後平野の東部、筑後川の中流域に広がるうきは市吉井町。JR久大本線の北側に、古い町並みが残っている。江戸時代、城下町久留米と日田天領を結ぶ豊後街道の在郷町として大いに栄え、その後は、ろうそくや菜種をはじめとした地域の特産品加工を扱う有力商人の金融活動などで繁栄。
 町並みは、もともとは茅葺きが多かったが、明治初期の大火を経て、町人たちは競って火災に耐え、かつ豪勢な建築を建てるようになった。大正期に現在の町並みが形成され、今に残っている。
#

みどころ

豊後街道沿い、災除川と南新川沿いに広がるエリアを中心に、白壁の土蔵造りなど古建築の家々が250軒ほど残り、それらを見ながらの町歩きが楽しい。町並みの中には、カフェや雑貨店などが点在している。
 豊後街道は現在、国道210号として車の交通量も多いため、ゆっくり散策を楽しみたければ、通りから一本入った白壁通りなどがおすすめ。老舗醤油店や和菓子店、骨董品店など軒を連ね、買い物も楽しい。
関連リンク 一般社団法人うきは観光みらいづくり公社(WEBサイト)
参考文献 一般社団法人うきは観光みらいづくり公社(WEBサイト)
うきは市(WEBサイト)

2020年04月現在

※交通アクセスや料金等に関する情報は、関連リンクをご覧ください。