承天寺
臨済宗東福寺派の寺院で、1242(仁治3)年に謝国明が創建し、開山は後に京都の東福寺を開いた聖一国師による。博多での聖一国師との結びつきから、承天寺は臨済宗東福寺派で中心的役割をなし大いに栄え、盛時には塔頭が43寺もあったと伝わる。第二次世界大戦で山門、勅使門、塔頭二寺を焼失、さらに戦後の都市計画により、境内の規模は大幅に縮小された。開創750年の節目となった1991(平成3)年、仏殿、山門、勅使門などの伽藍が復興整備された。境内は山門、仏殿、方丈、庫裡など禅寺の伽藍が点在し、境内をはじめ周辺には塔頭が四寺ある。
寺域内を横切る承天寺通りの入り口には2014(平成26)年に博多千年門が完成、歴史的文化財が多く残る寺社町エリアへのゲートとなっている。聖一国師がうどん、そば、羊羹、まんじゅうの製法を日本に初めて伝えたことから饂飩蕎麦発祥之地の碑が、また、1241(仁治2)年の疫病の祈祷を起源とした博多山笠発祥之地の碑などが立つ。
寺域内を横切る承天寺通りの入り口には2014(平成26)年に博多千年門が完成、歴史的文化財が多く残る寺社町エリアへのゲートとなっている。聖一国師がうどん、そば、羊羹、まんじゅうの製法を日本に初めて伝えたことから饂飩蕎麦発祥之地の碑が、また、1241(仁治2)年の疫病の祈祷を起源とした博多山笠発祥之地の碑などが立つ。
みどころ
博多駅からほど近い福岡市街中心部に境内があり、周辺の寺社町エリアも含めて地域ぐるみで整備に力を入れている。そのシンボルとして2014(平成26)年に博多千年門が完成、門から延びる承天寺通りが境内を分断しているが、沿道には木々が植えられ地元の人々が利用する気持ち良い歩道になっている。
承天寺通りを挟んで北東にある庫裡や方丈、庭園は簡素な禅寺の趣を残すエリアで、受付で申し込めば案内付きで見学できる。饂飩蕎麦発祥之地の碑、博多山笠発祥之地の碑など庶民になじみの深いみどころも興味深い。
承天寺通りを挟んで北東にある庫裡や方丈、庭園は簡素な禅寺の趣を残すエリアで、受付で申し込めば案内付きで見学できる。饂飩蕎麦発祥之地の碑、博多山笠発祥之地の碑など庶民になじみの深いみどころも興味深い。
関連リンク | よかなび(公益社団法人福岡観光コンベンションビューロー)(WEBサイト) |
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参考文献 |
よかなび(公益社団法人福岡観光コンベンションビューロー)(WEBサイト) パンフレット「承天寺」 承天寺境内看板記載事項 |
2020年04月現在
※交通アクセスや料金等に関する情報は、関連リンクをご覧ください。