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タイプ「岩石・洞窟」

写真提供:糸魚川市教育委員会文化振興課 フォッサマグナミュージアム
フォッサマグナパーク ( 新潟県 糸魚川市 )
フォッサマグナパークは、日本列島がアジア大陸から離れる時にできた「フォッサマグナ」*の西端にあたる「糸魚川―静岡構造線」を見ることができる公園。 屋外施設(無人)のため見学できる期間は、4月下旬から11月下旬までと限られる。
写真提供:公益社団法人福井県観光連盟
蘇洞門 ( 福井県 小浜市 )
大断崖として有名な蘇洞門は、日本海に突き出した内外海(うちとみ)半島の先端、久須夜ガ岳(くすやがたけ)の北の山裾が外海に洗われてできた豪壮な景勝地である。荒波は花崗岩を柱状節理に沿って浸食し、松ヶ崎の小山付近から白石黒石(しろいしくろいし)まで約6kmの間を奇岩、洞門、洞窟、断崖などに造りあげたのである。 遊覧船*は...
阿波の土柱 ( 徳島県 阿波市 )
JR徳島線の川田駅から車で約10分、阿波山川駅からは車で約15分の所にある。土柱は、約100万年前から30万年前にかけて土砂が堆積した扇状地が地震活動によって隆起してできた山が、豪雨や地震によって崩壊し、そののち雨水によって土が削られ、長い年月をかけて形作られた。地下約600mに至るまで厚く堆積している。幅90mにいくつもの土の柱や...

八釜の甌穴群 ( 愛媛県 久万高原町 )
面河川の支流黒川の上流、堅いフリント質角岩の川床に生じた甌穴*群である。甌穴が密接して一群となっているのは全国的にも珍しく、国の特別天然記念物に指定されている。大小35個が5群に分かれ、中でも大きいトンネル釜、獅子釜、メガネ釜など、それぞれに名前が付けられている8個の甌穴が目立ち、その形が釜に似ていることから八釜と名付...

四国カルスト ( 愛媛県 久万高原町 / 高知県 津野町 )
愛媛県と高知県との県境にまたがる約25kmのカルスト*台地で、山口県の秋吉台、福岡県の平尾台に並ぶ日本三大カルストの一つであり、標高が高いことが特徴となっている。 東部の標高1485mの天狗ノ森をピークにゆるやかな起伏の続く天狗高原、ほぼ中央の周辺に位置し、高山植物や200頭余りの牛が放牧され、のどかな風景が広がる姫鶴平(め...
龍河洞 ( 高知県 香美市 )
土佐山田駅の東8km、バス20分。高知龍馬空港から車で15分、土佐くろしお鉄道阿佐線(ごめん・なはり線)のいち駅から8分、南国インターから25分。日本三大鍾乳洞のひとつ。標高322m三宝山中腹北方向きに開口した総延長で約4kmの鍾乳洞。 1931(昭和6)年に地元中学校教諭らの探検でそれまで知られていなかった上部開口部やその付近の弥生...

竜串・見残し ( 高知県 土佐清水市 )
土佐清水市の西に位置する千尋岬(ちひろみさき)の西側の海岸一帯が、海中も含めて「竜串海域公園」(旧・海中公園)になっており、足摺宇和海国立公園内に位置している。見残し海岸は千尋岬の西岸で、竜串海岸は三崎川河口をはさんだ竜串漁港から足摺海底館(海中展望塔)のあたりまでをいう。漁港の西側が外海に突き出ており、大竹・小竹...

千仏鍾乳洞 ( 福岡県 北九州市 )
平尾台を代表する大鍾乳洞。全長は数千mといわれ、普通に歩けるのは480mまででその先は底を水が流れている。ひざ上まである長ぐつなどを持参するか、無料の貸靴に履き替えて見学する。1km以上の長さがあるが、見学を推奨しているのは照明のある900m地点まで。洞口に垂れ下がる大小30個の鍾乳石をはじめ、発達した石筍や石柱が奇観を見せ、洞...

写真提供:糸島市
芥屋の大門 ( 福岡県 糸島市 )
玄界灘に突出する糸島半島の西海岸の最北端にある。深成岩を破って噴出した玄武岩の柱状節理で、高さ約64m、長さ180m突出している。北面には奥行90m、間口10mの海食洞窟があり、海側からしか見られないため、遊覧船でアプローチする。海が穏やかな日には船で中まで入っていける。 遊覧船は1社のみが季節運航する。定員20名ほどの小さな船...

大和町巨石群 ( 佐賀県 佐賀市 )
古くは、肥前風土記にも記された大和町下田山中の巨石群。10mをはるかに上回る巨石群は、肥前国一の宮として栄えた与止日女神社のご神体と考えられている。巨石のある山の麓は巨石パークとして市が管理している。釣り体験コーナー、多目的広場などもある。

風連鍾乳洞 ( 大分県 臼杵市 )
大野川支流、野津川北岸にある。1926(大正15)年2月14日に発見された国指定の天然記念物。洞の奥行きは500m、閉塞型の鍾乳洞で外気の侵入が少なく、風化作用の影響をあまり受けなかったため、記念物は光沢がよく、均整のとれた美しい形で成長。純白に近いのが特色とされる。

青島の隆起海床と奇形波蝕痕(鬼の洗濯板) ( 宮崎県 宮崎市 )
日向灘に浮かぶ小島で、日南海岸北部の中心的観光地である青島。干潮時、青島の周囲には、「鬼の洗濯板」とよばれる、波状に凹凸した岩が広がる。これは、数百万年前に深海で堆積した宮崎層群とよばれる地層で、傾斜しながら隆起し、その後、浅い海で波の浸食と隆起を繰り返した結果、現在のような形になったとされる。硬い砂岩層が凸の部分...

関之尾の甌穴群 ( 宮崎県 都城市 )
日本有数の甌穴*群。霧島山地の裾野から湧き出る清流が、約34万年前の加久藤(かくとう)火砕流などでできた地層に流れ込み、小石や岩石の破片を回転させることで、この地層に穴が開き、形成された。甌穴群は千数百の数が確認され、川幅約80m、長さ約600mのエリアに広がっている。甌穴の造成は現在も進行中で、世界的にも珍しく、地質学上貴...

甑島の断崖 ( 鹿児島県 薩摩川内市 )
東シナ海に浮かぶ甑島は、上甑島、中甑島、下甑島の3島が南北に連なっている。下甑島を中心に、島の西岸には断崖や奇岩が続いており、観光船で見学できる。一番古いもので約8000万年前、白亜紀から古代三紀の地層が断崖・奇岩を形成している。断崖の形から、「門口(もんぐち)」「鶴穴」「壁立」「ローソク岩」「鷹の巣」などユニークな名前...

昇竜洞 ( 鹿児島県 知名町 )
「花と鍾乳洞の島」といわれる沖永良部島の地盤は、琉球石灰岩でできている。島のほぼ中ほどにある大山の麓を中心として、島には200から300もの鍾乳洞がある。代表格がこの昇竜洞で、1963(昭和38)年に山内浩教授率いる愛媛大学学術探検部によって発見された。 全長3,500mのうち、600mが観光洞として一般に公開されている。鍾乳石の発達...

写真提供:一般社団法人沖永良部島ケイビングガイド連盟
大山水鏡洞 ( 鹿児島県 知名町 )
「島の地下はすべて鍾乳洞」といっても過言ではないほど鍾乳洞が発達している沖永良部島では、洞窟を探検するケイビングツアー*が楽しめる。ケイビング目的で島を訪れる人も多い。ツアーで入れる代表的な洞窟は、海見洞、大山水鏡洞、水連洞、銀水洞などだが、初心者でも比較的入りやすいのが大山水鏡洞。ここは大山のふもとから海まで続く...

写真提供:おきなわワールド
玉泉洞 ( 沖縄県 南城市 )
沖縄本島南部、南城市にある鍾乳洞。洞窟から流れ出ていた水によって早くからその存在は知られていたが、1967(昭和42)年、愛媛大学学術探検部の調査隊によって初めてその全容が明らかになった。主洞、支洞を含め全長は5km。 約30万年かけて創られた玉泉洞には鍾乳石が100万本以上あるといわれ、数多くの石筍や石柱も林立する。一般観光...

写真提供:一般社団法人 久米島町観光協会
奥武島の畳石(奥武島) ( 沖縄県 久米島町 )
奥武島の南岸に広がる国指定天然記念物の奇岩群。火山活動で噴出した安山岩質の溶岩が、ゆっくり冷えて岩石になる時にできた割れ目が亀甲模様になっている。直径1~2mの五・六角形の石の数は、砂におおわれたものを含めて1,000個以上に及ぶといわれ、南北50m、長さ250mにわたって広がり、干潮時に現れる。これらは柱状節理の断面が露出したも...

写真提供:伊江村役場
伊江島城山(伊江島) ( 沖縄県 伊江村 )
本部半島の北西、約9kmにある伊江島は、面積約23km2、周囲22.4kmのピーナツ形の島だ。 本部港との間を所要30分で村営フェリーが結ぶ。さとうきび、島らっきょう、葉タバコ、花卉などの農業をはじめ、畜産業や漁業も盛んな島。沖縄戦の激戦地となったこともあり、現在も米軍基地が残るこの島では教育民泊として年間多くの修学旅...