フォッサマグナパーク
フォッサマグナパークは、日本列島がアジア大陸から離れる時にできた「フォッサマグナ」*の西端にあたる「糸魚川―静岡構造線」を見ることができる公園。
屋外施設(無人)のため見学できる期間は、4月下旬から11月下旬までと限られる。
屋外施設(無人)のため見学できる期間は、4月下旬から11月下旬までと限られる。
みどころ
国道148号線から続く遊歩道を10分ほど歩くと、約4億年前の岩石と約1千6百万年前の岩石が接した断層があり、日本列島の地質を東西に分断している。
遊歩道をさらに10分ほど歩くと、フォッサマグナが海だった頃に、海底火山の水中噴火で生じた溶岩の積み重なりである「枕状溶岩」を見ることができる。
いずれも、この公園でしか見ることができない貴重なものである。(溝尾 良隆)
遊歩道をさらに10分ほど歩くと、フォッサマグナが海だった頃に、海底火山の水中噴火で生じた溶岩の積み重なりである「枕状溶岩」を見ることができる。
いずれも、この公園でしか見ることができない貴重なものである。(溝尾 良隆)
補足情報
*フォッサマグナ:ラテン語で「大きな溝」という意味。明治時代にドイツ人の「ナウマン博士」が発見し、命名した。「ナウマン博士」については「フォッサマグナミュージアム*」で紹介している。
*フォッサマグナミュージアム:フォッサマグナパークから糸魚川市街へ車で約10 分進んだ所にある。1994(平成6)年4月25日に糸魚川市の美山公園にある奴奈川の郷(ぬなかわのさと)に開館した石の博物館。2015(平成27)年3月9日に展示内容を全面的にリニューアルしオープン。常設展示室を6つのエリアに分け、糸魚川を代表する美しい鉱物「ヒスイ」や日本列島が誕生した際の大地の裂け目「フォッサマグナ」などをポイントに、地質の時代経過に沿って地球が育んできた自然環境や資源の恵み、また、その一方で人々の暮らしに脅威となる地震や火山、地すべりなどの自然災害について学ぶことができる。
*フォッサマグナミュージアム:フォッサマグナパークから糸魚川市街へ車で約10 分進んだ所にある。1994(平成6)年4月25日に糸魚川市の美山公園にある奴奈川の郷(ぬなかわのさと)に開館した石の博物館。2015(平成27)年3月9日に展示内容を全面的にリニューアルしオープン。常設展示室を6つのエリアに分け、糸魚川を代表する美しい鉱物「ヒスイ」や日本列島が誕生した際の大地の裂け目「フォッサマグナ」などをポイントに、地質の時代経過に沿って地球が育んできた自然環境や資源の恵み、また、その一方で人々の暮らしに脅威となる地震や火山、地すべりなどの自然災害について学ぶことができる。
関連リンク | フォッサマグナミュージアム(WEBサイト) |
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参考文献 |
フォッサマグナミュージアム(WEBサイト) 糸魚川観光ガイド(一般社団法人糸魚川市観光協会)(WEBサイト) パンフレット「まずはココ!厳選糸魚川ジオパーク」(新潟県糸魚川地域振興局企画振興部) |
2022年06月現在
※交通アクセスや料金等に関する情報は、関連リンクをご覧ください。