大山水鏡洞おおやますいきょうどう

「島の地下はすべて鍾乳洞」といっても過言ではないほど鍾乳洞が発達している沖永良部島では、洞窟を探検するケイビングツアー*が楽しめる。ケイビング目的で島を訪れる人も多い。ツアーで入れる代表的な洞窟は、海見洞、大山水鏡洞、水連洞、銀水洞などだが、初心者でも比較的入りやすいのが大山水鏡洞。ここは大山のふもとから海まで続く全長12kmの洞窟で、入口によって、「リムストーンケイブ」「大蛇洞(だいじゃどう)」という2つのケイブコースがある。どちらも洞窟の中には水が流れ、鍾乳石の上を滝のように流れ落ちている場所や、地底に池となって貯まっている所、人ひとりがやっと通れるような場所もあり、地底の神秘を体感できる。
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みどころ

洞窟内はライトを付けなければ真っ暗。この暗闇の中、浸み込んだ雨水が集まって地中に複雑な水の流れをつくると同時に、何万年という時間をかけて鍾乳石が少しずつ成長している。地球の自然の不思議と面白さを実感する。ガイドが地底にライトを置くと、池の水が妖しく輝き、幻想的で神秘的な世界を見せてくれる。
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補足情報

*ケイビングツアー:ケイビングは水着の上にウエットスーツを着て、さらにその上からつなぎの作業着を着る。頭にはライト付きのヘルメット、足元はトレッキングシューズという重装備だ。「大蛇洞」「リムストーン」は初めての人でも入れるが、往復で2~3時間かかり、ときにははいつくばり、ときには地底の池を泳いだり、滝をすべり下りたりとハードな面もあるので、体力に自信のない人にはおすすめしない。ケイビングは必ず専門のガイドにお願いすること。