観光資源一覧

保津川 (京都府 亀岡市 / 京都府 京都市西京区 / 京都府 京都市右京区 )
丹波高地に発する大堰川(おおいがわ)の中流部にあたり、亀岡盆地南東端から京都盆地西端の嵐山までの約16kmをいい、古生層の山地を曲流しながら峡谷をなして流れるので保津峡ともいう。嵐山渡月橋から下流は桂川と呼ばれている。 保津川下り(乗船時間約2時間)では、様々な景観が楽しめる。乗船場はJR嵯峨野線亀岡駅から徒歩8分の位置...

写真提供:一般社団法人西芳会
西芳寺(苔寺) (京都府 京都市西京区 )
阪急嵐山線上桂駅から徒歩20分、京都駅から京都バス苔寺・すず虫寺行きに乗れば終点下車、徒歩3分、西芳寺川の畔に西芳寺は立つ。庭一面絨毯を敷きつめたような苔の美しさから一般に苔寺として名高い。創建については諸説ある。1400(応永7)年に記された『西芳寺縁起』では、創立は聖徳太子の別荘にさかのぼる。『夢窓国師年譜』では、天平...

写真提供:宮内庁京都事務所
桂離宮 (京都府 京都市西京区 )
桂川西岸にあり、阪急京都線桂駅の北東徒歩20分。八条宮智仁(としひと)親王*によって始められた八条宮家の別荘で、1615(元和元)年ごろ工事に着手し、約35年の歳月を費やし、その子智忠(としただ)親王の代にさらに増築、整備された。のちに後水尾上皇の御幸に際して改装を加えたのが現在の姿である。かつては桂山荘、桂別業などと呼ば...

写真提供:松尾大社
松尾祭 (京都府 京都市西京区 )
四条通の西端、阪急嵐山線松尾大社駅のすぐ西にある松尾大社の祭礼。山から神を迎え、もてなしてその霊威を高め、人々を災厄から守ってくれるよう祈りが込められている。「松尾の国祭」とよばれ、貞観年間(859~877年)に始まるともいわれ、神幸祭(おいで)と還幸祭(おかえり)からなる。神輿渡御の祭礼は、古くは3月中卯日(なかのうのひ...

松尾大社 (京都府 京都市西京区 )
阪急嵐山線松尾大社駅を出るとすぐ目の前に松尾大社の大鳥居がある。標高223mの松尾山の山裾にある古社で、約40万m2の広大な境内に、赤鳥居・楼門・拝殿・本殿*等が整然と並ぶ。祭神は、山と水を司る大山咋神(おおやまぐいのかみ)*と、水の神の市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)*。山水に生活を左右された古代の人々が水...

善峯寺 (京都府 京都市西京区 )
西国三十三所観音霊場の第20番札所。徳川5代将軍綱吉の生母・桂昌院*ゆかりの寺としても知られる。京都西山の釈迦岳の中腹にあり、JR京都線向日町駅から車で約20分。縁起によれば、1029(長元2)年、恵心僧都源信の高弟・源算が創建。1034(長元7)年には後一条天皇より鎮護国家の勅願所と定められ、「良峯寺」の寺号を賜った。1042(長久3...

写真提供:パーソナル企画
桂川(嵐山周辺) (京都府 京都市右京区 / 京都府 京都市西京区 )
京都市左京区北西端の広河原と南丹市美山町境の佐々里峠を源とし、全長114kmの京都府を代表する河川の一つ。亀岡盆地を流れ、保津峡に入ると保津川(ほづがわ)、嵐山にかかると大堰川(おおいがわ)*と呼ばれ、渡月橋を過ぎると再び桂川と名前を戻し、その後鴨川を合わせ、さらに宇治川、木津川と合流して淀川となり、大阪湾へ向かう。保津...

写真提供:パーソナル企画
地蔵院 (京都府 京都市西京区 )
阪急嵐山線上桂駅から徒歩15分のところにある臨済宗の寺。竹林に包まれていることから「竹寺」とも呼ばれる。また、延命安産の地蔵菩薩を本尊とすることから「谷の地蔵」とも呼ぶ。衣笠内大臣といわれた歌人・藤原家良の山荘跡に1367(貞治6)年、室町幕府管領の細川頼之が夢窓疎石の高弟・宗鏡禅師を招請して伽藍を建立した。その後、北朝系...

写真提供:パーソナル企画
勝持寺 (京都府 京都市西京区 )
西京区大原野の山裾に位置。阪急京都線「東向日駅」から阪急バスで20分の「南春日町」下車、徒歩約20分で到達する。西行法師*が出家し、庵を結んだ寺と伝わり、境内には「西行桜」はじめ約100本の桜があり、古来「花の寺」と呼ばれている。世阿弥作の謡曲「西行桜」の舞台ともされる。 679(天武天皇8)年、天武天皇の勅により役行者が創...

写真提供:正法寺
正法寺 (京都府 京都市西京区 )
西京区大原野にあり、「西山のお大師さま」と親しまれる真言宗東寺派の寺院。阪急京都線東向日駅・洛西口駅およびJR向日町駅・桂川駅からバスで約20分、南春日町下車、徒歩8分で到達する。 鑑真和上とともに唐より渡来した高弟の智威大徳が、天平勝宝6年(754)に隠棲地として開いた春日禅房が始まり。最澄が大原寺を建立した際、その塔頭...