観光資源一覧

山の辺の道の写真

写真提供:パーソナル企画

山の辺の道 (奈良県 奈良市 / 奈良県 桜井市 / 奈良県 天理市 )

現在の桜井市金屋の海柘榴市*1に始まり、大神神社(三輪明神)、景行、崇神陵を経て、石上神宮から奈良の旧市街へ北上する、奈良時代以前からあったとされる古道。大和の「青垣」*2と称されてきた三輪山、龍王山、高円山、春日山など奈良盆地の東縁部をなす山並みの山麓を縫う約26km余りの道で、「古事記」*3や「日本書紀」*4にも記述がみら...

山田寺跡の写真

山田寺跡 (奈良県 桜井市 )

JR桜井線(万葉まほろば線)・近鉄大阪線桜井駅から南へ約4.5km。641(舒明天皇13)年に蘇我倉山田石川麻呂*1が氏寺として造営をはじめた寺で、643(皇極天皇2)年には金堂が建立された。しかし、649(大化5)年に石川麻呂は反乱の疑いをかけられ自害したため、造営は中断した。その後疑いが晴れ、663(天智天皇2)年には堂塔の建立が再開さ...

長谷寺の写真

写真提供:長谷寺

長谷寺 (奈良県 桜井市 )

近鉄大阪線長谷寺駅から長谷寺の門前まで北東へ約1.2km。初瀬山*1の山麓から中腹に大伽藍を構えている。真言宗豊山派の総本山で、西国三十三所観音霊場の第8番札所。ボタンや紅葉*2などの名所としても知られ「花の御寺」の異名をもつ。  境内には本堂*3を中心に五重塔、大講堂*4などの堂塔が建つ。初瀬山の中腹に位置する本堂へは、山麓の...

大神神社の写真

写真提供:大神神社

大神神社 (奈良県 桜井市 )

JR桜井線(万葉まほろば線)三輪駅のすぐ北側に参道があり、東へ約300mほどで二の鳥居*1がある。大神神社は祭神の大物主大神*2(おおものぬしのおおかみ)が三輪山*3(標高467m)に鎮まるために、古来、本殿を設けずに直接、山に祈りを捧げるという原初的な信仰形態を遺している神社で、延喜式内の大社のなかでもっとも古い神社の一つとされ...

談山神社の写真

写真提供:パーソナル企画

談山神社 (奈良県 桜井市 )

JR桜井線(万葉まほろば線)・近鉄大阪線桜井駅から南へ約8km。桜井市の南、峰々を重ねた多武峰*1の山中に十三重塔*2を中心に本殿*3や拝殿、権殿*4、総社本殿など大小さまざまの社殿が配置されている。一ノ鳥居から社殿下の摩尼輪塔*5まで1丁ごとに丁石が立ち、建物の多くが桧皮葺の屋根、朱に彩られ、春は約500本のサクラ、秋は約3,000本も...

聖林寺の写真

写真提供:聖林寺(写真:松村芳治)

聖林寺 (奈良県 桜井市 )

JR桜井線(万葉まほろば線)・近鉄大阪線桜井駅から南へ約2.5kmの多武峰を背にした高台にある。創建は定かではないが、寺伝では、藤原鎌足の長子定慧*1が開山したといわれる多武峯妙楽寺*2の別院として和銅年間(708~715年)に開創されたと伝えられている。もとは「遍照院」と称したが、享保年間(1716~1736年)に妙楽寺の僧子暁によって「...

安倍文殊院の写真

写真提供:安倍文殊院

安倍文殊院 (奈良県 桜井市 )

JR桜井線(万葉まほろば線)・近鉄大阪線桜井駅から南へ約1.5kmのところにある。大化の改新に際し、中大兄皇子(天智天皇)を支え、その後も右大臣蘇我倉山田石川麻呂とともに左大臣として朝廷の中枢にいた阿倍倉梯麻呂*1が崇敬寺(そうきょうじ)と称し創建されたと伝えられる。創建時は、現在地より南西にあったとされ、現在はその地は安倍...

三輪そうめんの写真

写真提供:パーソナル企画

三輪そうめん (奈良県 桜井市 )

奈良盆地の南東部、桜井市三輪地区を中心に製造されている手延べそうめんである「三輪そうめん」は、喉越しなめらかで舌ざわりがよく、コシがしっかりしており煮くずれしにくいのが特徴だとして、全国に知られている。  「三輪そうめん」は、三輪山(大神)信仰に結び付けられ、宝亀年間に神主狭井久佐の次男、穀主(たねぬし)が、この地...