観光資源一覧

岩橋千塚古墳群の写真

岩橋千塚古墳群 (和歌山県 和歌山市 )

和歌山市の中央から東へ約5km。岩橋山塊の前山地区を中心に、山塊全体に分布する古墳群である。古墳の総数は900基を超え、1952(昭和27)年に国の特別史跡に指定されている。史跡指定地内には500基ほどの古墳が所在する。4世紀末から7世紀にかけて造られた群集墳として全国有数の規模を誇る。古墳の築造時期は古墳時代中期から後期で、その中...

紀州東照宮の写真

紀州東照宮 (和歌山県 和歌山市 )

紀州東照宮はJR紀伊本線紀三井寺駅より西へ約2km、和歌の浦の北部、天神山の林の中にある。祭神は徳川家康とその10男で紀州徳川家初代藩主の徳川頼宣である。1621(元和7)年に頼宣が家康を祭るために建てたもので、関西日光とも呼ばれ、「権現さん」の名でも親しまれている。参道両側には石灯篭が並び、侍坂と呼ぶ108段の急な石段を登り楼門...

紀三井寺の写真

紀三井寺 (和歌山県 和歌山市 )

紀三井寺は紀勢本線紀三井寺駅の南方約600m、名草山の中腹にある。正式名称は紀三井山金剛宝寺護国院(きみいさんこんごうほうじごこくいん)という。通称紀三井寺と呼ばれるのは、寺の周囲に吉祥水・楊柳水・清浄水の3つの井戸があるので三井寺の名が生まれ、近江の三井寺と区別するため紀の字をつけたとされる。  開基は770(宝亀元)年...

友ヶ島の写真

友ヶ島 (和歌山県 和歌山市 )

紀伊半島と淡路島のほぼ中間地点、和歌山市北西の紀淡海峡に浮かぶ4つの無人島、沖ノ島、地ノ島、虎島、神島を総称して「友ヶ島」と呼ぶ。  江戸期までは、修験道の山伏修行の場とされ、ほかに立ち入る者はほとんどいなかった。しかし黒船来航の頃から友ヶ島は大阪湾を守る要衝とされ、1888(明治21)年に陸軍用地となり、第2次世界大戦中...

日前神宮・國懸神宮の写真

日前神宮・國懸神宮 (和歌山県 和歌山市 )

JR和歌山駅から南東へ約1.5km、和歌山電鐵貴志川線日前宮駅の北100mにある。同一の境内に日前神宮・國懸神宮の2つの神社がある二社一体の大社で、総称して日前宮(にちぜんぐう)あるいは名草宮とも呼ばれる。御神体は日像鏡(ひがたのかがみ)と日矛鏡(ひぼこのかがみ)で、天孫降臨の際、三種の神器とともにそえられ、神武天皇東征の後、...

養翠園の写真

養翠園 (和歌山県 和歌山市 )

養翠園は和歌山市駅から南へ約6km、水軒浜の南端にあり大浦湾に臨む。入江を取り入れ、海水を引き入れた大小の池を中心に老松をめぐらした池泉回遊式庭園である。紀州藩10代藩主徳川治宝が1818(文政元)年から8年かけて造営した大名庭園で、敷地は33,000m2にも及び、その半分が汐入の池が占めるのが大きな特徴である。  この池...

和歌浦天満宮の写真

和歌浦天満宮 (和歌山県 和歌山市 )

和歌浦天満宮はJR紀勢本線紀三井寺駅から西へ約2.5km、紀州東照宮の西隣、標高約93mの天神山の中腹にある。学問の神様・菅原道真を祀り、和歌浦一円の氏神としても尊崇されている。  菅原道真が大宰府に左遷されるときに和歌浦に船を停泊させたと言われ、康保年間(964~968年)に参議橘直幹が大宰府からの帰途にこの地に立ち寄り社殿を建...

和歌山城の写真

和歌山城 (和歌山県 和歌山市 )

和歌山城は関西国際空港から南方に約24km、和歌山駅から西方に約2km、和歌山市中央部の丘に位置する。海上から見ると丘の稜線が、虎が伏せたように見えることから、虎伏山竹垣城の別名をもつ。  1585(天正13)年、紀州を平定した豊臣秀吉が弟の秀長に命じ、藤堂高虎や羽田正親一庵法印が普請奉行となり築城した。その後、秀長は郡山城(奈...