五所川原市
印刷する五所川原市は、青森県西部、津軽平野中央部にある。五所川原・金木地域と市浦地域に分かれる。市浦地域は北側から東側にかけて大部分が山地で、西側は日本海に面し、南側には十三湖を擁する。
東は津軽山地の稜線を境に青森市と蓬田村、西は岩木川を挟んでつがる市、南は鶴田町、板柳町、北は中泊町中里地域と接する。飛び地である市浦地域は津軽地域北西部に位置し、東は今別町と外ヶ浜町蟹田地域、南はつがる市と中泊町中里地域、北は中泊町小泊地域と外ヶ浜町三厩地域と接し、西側には日本海が広がる。
津軽鉄道、JR五能線が通じる。国道101号と339号とが交差しており、周辺へのバスターミナルの役割をも果たしている。
1676(延宝4)年、弘前(津軽)藩の新田開発により開かれたが、岩木川右岸の平坦な低湿地であり、灌漑用溜池が多く分布している。水田単作地帯で、リンゴ園は平野南部に比べて少ない。
津軽山地の魔ノ岳、馬ノ神山、梵珠山などをつなぐハイキングコースがあり、県民の森の指定を受けている。