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都道府県「長野県」 タイプ「建造物」

重要文化財・旧三笠ホテルの写真

重要文化財・旧三笠ホテル ( 長野県 軽井沢町 )

洋式の2階建の建築物で、1905(明治38)年に日本郵船・明治製菓役員の実業家山本直良(やまもとなおよし)が建造、明治期の純西洋式木造ホテルとして、わが国で2番目に古いとされている。  かつては政財界人が集い「軽井沢の鹿鳴館(ろくめいかん)」として賑わい、太平洋戦争中は外務省出張所となった。戦後はアメリカ軍に接収されたが、195...

軽井沢教会群の写真

軽井沢教会群 ( 長野県 軽井沢町 )

英国聖公会の宣教師として派遣されたアレキサンダー・クロフト・ショーが軽井沢に訪れ、夏を過ごしたのがリゾート軽井沢の始まり。その後外国人の避暑地として人気が高まり、多くの外国人が訪れるようになった。そのため様々な教会が作られ、2018(平成30)年度の軽井沢のパンフレットでは20ほどの教会が紹介されている。そのうち軽井沢の主...

国宝 旧開智学校校舎の写真

国宝 旧開智学校校舎 ( 長野県 松本市 )

1876(明治9)年に建てられた擬洋風*建築物で、木造2階建、中央部に八角塔がそびえ、明治維新の遺風を偲ばせる。擬洋風学校建築の代表作と評価されている。設計・施工は松本の大工棟梁立石清重で、上京して当時の開成学校の校舎などを研究したといわれる。

牛伏川フランス式階段工の写真

牛伏川フランス式階段工 ( 長野県 松本市 )

松本市の南東、鉢伏山(はちぶせやま)の中腹標高1,000mにある牛伏川フランス式階段工は、1918(大正7)年に完成した治山治水の土木施設。  新潟県下の信濃川で多くの災害が相次ぎ、明治時代には信濃川改修問題が起こった。この問題の主たる要因となる土砂の供給源が長野県の水源地帯、中でも牛伏川にあるとされていた。そのため1885(明治...

読書発電所諸施設の写真

読書発電所諸施設 ( 長野県 南木曽町 / 長野県 大桑村 )

南木曽町中心部から北部大桑村にかかる木曽川にある発電所に関する諸施設。北から読書ダム、柿其(かきぞれ)水路橋、読書発電所、桃介(ももすけ)橋、福沢桃介記念館など。  中心施設である読書発電所は1923(大正12)年、大同電力株式会社によって水路式発電所として建設されたもの。当時は大同電力社長福沢桃介が、「一河川一会社主義...