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都道府県「栃木県」 タイプ「建造物」

足利学校跡の写真

写真提供:足利市教育委員会事務局

足利学校跡 ( 栃木県 足利市 )

JR足利駅の北西500mにある。創建については、平安初期の小野篁説や、鎌倉時代初期の足利義兼説がある。歴史が明らかになるのは室町中期以降で、1439(永享11)年に関東管領上杉憲実が鎌倉の禅宗五山のうち円覚寺の僧快元を初代庠主(しょうしゅ)*として学校を整備し、学則を定め学生を養成した。憲実以後もその子憲忠などが学校の基礎を固...

日光田母沢御用邸記念公園の写真

写真提供:公益財団法人栃木県民公園福祉協会

日光田母沢御用邸記念公園 ( 栃木県 日光市 )

御用邸は1899(明治32)年に嘉仁親王(大正天皇)の静養のために造営され、1947(昭和22)年に廃止されるまでの間、三代にわたる天皇・皇太子が利用された。明治期の御用邸の中でも最大規模の木造建築で、本邸が現存する唯一の建物である。  もとはこの地にあった個人の別邸に、当時、旧紀州徳川家江戸中屋敷の一部(現存の三階建て部分)...

中禅寺湖畔大使館等別荘群の写真

写真提供:栃木県立日光自然博物館

中禅寺湖畔大使館等別荘群 ( 栃木県 日光市 )

蒸し暑い東京の夏を避けて、在住外国人は、日光、箱根、軽井沢などに別荘を構えた。  中禅寺湖畔は、1877(明治10)年以降、外国人の避暑地として注目されたことから、欧米人の趣向にあわせたヨット・マス釣りなどの遊びがいち早く導入された。大正から昭和初期に湖畔には、貿易商や外国人大使館の別荘が40軒以上設けられた。大使館関係で...

日光金谷ホテルの写真

写真提供:日光金谷ホテル

日光金谷ホテル ( 栃木県 日光市 )

東照宮の雅楽師であった金谷善一郎は、1870(明治3)年、宿泊したヘボンに外国人相手の宿泊施設を造るようにすすめられ、3年後、本町にあった自宅の一部を改造し、外国人向けに「金谷カッテジイン」として開業した。建物は江戸時代の武家屋敷で、約20年間外国人からは「サムライハウス」の愛称で親しまれた。木造2階建てで九つの和室のうち七...

明治時代の別荘建築の写真

写真提供:那須塩原市

明治時代の別荘建築 ( 栃木県 那須塩原市、矢板市 )

那須野が原の開拓は、印南・矢板らの「那須疏水の開削」と結社農場、青木、松方、大山ら政府高官や旧藩主などによる大農場によって進められた。  旧青木家那須別邸:明治時代の外交官青木周蔵が、1881(明治14)年の青木開墾(青木農場)開設後、1888(明治21)年に建築した。その後、1909(明治42)年に大改築をして、現在の姿になる。白...