仲間川のマングローブ(西表島)
仲間川は、島の中南部、御座(ござ)岳から密林を蛇行して東海岸まで流れる、西表島で第二の川。河口付近には大富集落がある。日本最大規模のマングローブが広がる下流域から、ヒカゲヘゴやイタジイなどの亜熱帯性植物が繁茂する上流まで、流域一帯が緑濃い自然の姿をとどめている。森の巨人たち100選に選ばれた迫力ある板根をもつ「仲間川のサキシマスオウノキ(推定樹齢300年)」や、国の天然記念物に指定されている「ウブンドルのヤエヤマヤシ群落」も見られる。
川底が浅く、潮の干満の影響を大きく受けるため、干潮時の船の航行は困難。満潮時には遊覧船が運行している。
仲間川の河口域には約6kmにわたり、広大なマングローブが広がっている。主なものはマヤプシキ、オオバヒルギ、メヒルギ、オヒルギ、ヒルギモドキ、ヒルギダマシなどで、その面積と構成樹種の数から日本最大規模を誇る。仲間川天然保護区域として国指定天然記念物にも指定されている。
植物群落全体の種の組み合わせが原生林にきわめて近く、カンムリワシをはじめ貴重な生きものが生息するエリアでもある。
川底が浅く、潮の干満の影響を大きく受けるため、干潮時の船の航行は困難。満潮時には遊覧船が運行している。
仲間川の河口域には約6kmにわたり、広大なマングローブが広がっている。主なものはマヤプシキ、オオバヒルギ、メヒルギ、オヒルギ、ヒルギモドキ、ヒルギダマシなどで、その面積と構成樹種の数から日本最大規模を誇る。仲間川天然保護区域として国指定天然記念物にも指定されている。
植物群落全体の種の組み合わせが原生林にきわめて近く、カンムリワシをはじめ貴重な生きものが生息するエリアでもある。
みどころ
マングローブが群生し、亜熱帯植物が生い茂る流域の光景は同じ西表島の浦内川やヒナイ川などに似ているが、より迫力を感じるのが仲間川。
仲間川河口付近に架かる仲間橋の上から緑濃い森の中を流れる仲間川とマングローブを見ることができる。東部の大原港から橋まで約1.5km。遊覧船乗り場までは大原港から約700m。マングローブや天然記念物ウブンドルのヤエヤマヤシ群を見ながら遡り、上流船着場で折り返してくるので、気軽にジャングルクルーズを楽しむことができる。水量によってはサキシマスオウノキの大木の近くまで船で行かれる日もある。遊歩道を歩くと、亜熱帯紅葉樹林が茂るエリアに入り、ジャングル探検気分を味わえるのがうれしい。
遊覧船がアプローチできない場合は、干潮時で水深が浅い時でも難なく進めるカヌーやカヤックが便利だ。マングローブの種類による葉や根、種子の違いなどを確認したい。カヌーやカヤックは目線が川面に近くなるのに加え、エンジン音がしないので、鳥のさえずりや、風の音、生きものの気配など、五感を使って西表の自然を体感できる。
仲間川河口付近に架かる仲間橋の上から緑濃い森の中を流れる仲間川とマングローブを見ることができる。東部の大原港から橋まで約1.5km。遊覧船乗り場までは大原港から約700m。マングローブや天然記念物ウブンドルのヤエヤマヤシ群を見ながら遡り、上流船着場で折り返してくるので、気軽にジャングルクルーズを楽しむことができる。水量によってはサキシマスオウノキの大木の近くまで船で行かれる日もある。遊歩道を歩くと、亜熱帯紅葉樹林が茂るエリアに入り、ジャングル探検気分を味わえるのがうれしい。
遊覧船がアプローチできない場合は、干潮時で水深が浅い時でも難なく進めるカヌーやカヤックが便利だ。マングローブの種類による葉や根、種子の違いなどを確認したい。カヌーやカヤックは目線が川面に近くなるのに加え、エンジン音がしないので、鳥のさえずりや、風の音、生きものの気配など、五感を使って西表の自然を体感できる。
関連リンク | 竹富町観光協会(WEBサイト) |
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参考文献 |
竹富町観光協会(WEBサイト) 沖縄県(WEBサイト) 林野庁九州森林管理局沖縄森林管理署(WEBサイト) 文化遺産オンライン(文化庁)(WEBサイト) 『沖縄大百科事典』沖縄タイムス社、1983年 |
2020年04月現在
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