深浦町は、青森県西南部に位置し、東は鰺ヶ沢町、西は日本海に面し、南は秋田県に接する。日本海上の久六島を含む。町域の大部分は白神山地で津軽国定公園が広がる。耕地は少なく、海岸段丘上では肉牛飼育が行われる。
 JR五能線が通じる。海岸線沿いには国道101号が走る。県道岩崎西目屋弘前線は「白神ライン」として、白神山地を中心とした観光ルートとなっている。
 鎌倉・室町時代は十三の安東氏の支配下で、水軍安東氏の拠点として栄えた。江戸時代には奉行所が設置された深浦港は四浦(鰺ヶ沢、十三、青森、深浦)の一つとして重視され、江戸時代中期から明治時代中期まで上方と蝦夷地を結ぶ貿易船「北前船」の風待ち湊として賑わい、早くから上方文化が流入した。
 沿岸漁業が盛ん。海岸は津軽国定公園域で、千畳敷、深浦海岸、艫作崎などの景勝地がある。円覚寺薬師堂の厨子は国指定重要文化財。寅平遺跡・八森山遺跡・一本松遺跡等の遺跡が多数散在する。町の東南部には世界自然遺産の「白神山地」がある。

観光資源一覧

白神山地のブナ原生林の写真

白神山地のブナ原生林 (青森県 西目屋村 / 青森県 鰺ヶ沢町 / 青森県 深浦町 / 秋田県 藤里町 / 秋田県 八峰町 )

白神山地は、秋田県北西部と青森県南西部の標高約800m~1,250mの山岳地帯、1,300㎢に及ぶ広大な山地の総称で、この地域は人為の影響をほとんど受けていないブナ林が分布している。多種多様な動植物が生息・自生するなど貴重な生態系が保たれており、1,300㎢の山地のうち約170㎢が1993(平成5)年12月に世界遺産(自然遺産)に登録*された。 ...

十二湖の写真

写真提供:深浦町役場観光課

十二湖 (青森県 深浦町 )

JR五能線十二湖駅の東3~4km、白神山地西部の標高150~250mの起伏の多い台地に約4km2にわたって散在する湖沼群。十二湖と呼ばれてはいるが、実際には大小33の湖沼がある。十二湖の東方にある崩山の大崩展望台から見ると十二の湖がその姿を見せるので十二湖の名前がついたという。  湖沼の成因については地すべり地震によって谷...

日本キャニオンの写真

写真提供:深浦町役場観光課

日本キャニオン (青森県 深浦町 )

JR五能線十二湖駅の東約2.5km、十二湖の入口にあたる一帯に位置する。濁川上流の渓谷にそびえる大断崖で、山崩れで露出した白い凝灰岩が特異な景勝をつくっている。規模こそはるかに及ばないが、アメリカのグランドキャニオンに似ているので1953(昭和28)年探検家の岸衛の発言*によって日本キャニオンと命名されたという。  日本キャニオ...

黄金崎不老ふ死温泉の写真

黄金崎不老ふ死温泉 (青森県 深浦町 )

JR五能線ウエスパ椿山駅*の北約2.5km、黄金崎の海岸にある露天風呂で有名な温泉。眼前に日本海がひろがり、海水浴や海釣りを楽しむことができる。一軒宿で、海辺に混浴の露天風呂があり夕日がみごとである。日帰り利用も可能であるが、時間制限などあるので夕日を楽しむのであれば宿泊したい。露天風呂に出る本館と宿泊専用の宿泊棟があり、...