斑鳩町
印刷する観光資源一覧
藤ノ木古墳 (奈良県 斑鳩町 )
JR関西本線(大和路線)法隆寺駅から北西へ約1.8km、法隆寺の西350mの住宅地にある直径約50m、高さ約9mの大型円墳*1。1985(昭和60)年の発掘調査で、豪華な馬具が出土して注目された。横穴式石室*2で、玄室の奥に未盗堀の朱塗りの刳抜式家形石棺があり、1988(昭和63)年に開棺調査された結果、2体の人骨と、歩揺*3をつけた筒形金銅製品、...
法隆寺 (奈良県 斑鳩町 )
JR法隆寺駅から法隆寺南大門まで北へ約1.5km。聖徳太子ゆかりの斑鳩の里にあり、斑鳩寺*1とも呼ばれた。矢田丘陵南端の山裾を背に立ち並ぶ金堂・五重塔などの伽藍は、現存世界最古の木造建築といわれる。 法隆寺の歴史は金堂の薬師如来光背銘*2によると、607(推古天皇15)年に聖徳太子と推古天皇が創建したとされる。ただ、日本書紀には6...
法起寺 (奈良県 斑鳩町 )
JR関西本線(大和路線)法隆寺駅から北東へ約2.5km、法隆寺から北東へ約2kmのところにあり、もとは岡本寺(おかもとでら)・池後尼寺(いけじりにじ)とも称した。706(慶雲3)年完成とされる三重塔*1にあった露盤銘*2によると、聖徳太子の岡本宮を山背大兄王が寺に改め、638(舒明天皇10)年に金堂が建立、685(天武天皇10)年に三重塔の建...
中宮寺 (奈良県 斑鳩町 )
JR関西本線(大和路線)法隆寺駅から北へ約1.5km、法隆寺東院(夢殿)の北東に接しているが、室町時代(16世紀前半まで)は東方約500m*1にあり、斑鳩尼寺(いかるがにじ)とも呼ばれた。創建年代については諸説*2があるが、聖徳太子の母穴穂部間人(あなほべのはしひと)皇后の御所を寺としたと伝え、法隆寺若草伽藍とほぼ同時期に建立された...
法輪寺 (奈良県 斑鳩町 )
JR関西本線(大和路線)法隆寺駅から北へ2.6km、法隆寺から北へ1.5kmほどのところにある。法琳寺あるいは三(御)井寺(みいのてら)とも称された。創建には2説が伝えられている。一つは、670(天智天皇9)年の斑鳩寺(法隆寺)焼失後、3人の高僧が合力して造寺したとする説*1。もう一つは622(推古天皇30)年に聖徳太子の長子、山背大兄王が...