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都道府県「岩手県」 タイプ「岩石・洞窟」

岩手山焼走り熔岩流の写真

写真提供:八幡平市

岩手山焼走り熔岩流 ( 岩手県 八幡平市 )

東北自動車道西根ICから県道233号を経由して約15分ほど走ると散策路入口に到着する。岩手山の北東山腹、標高1,200m付近にあり、末端における幅は1.5km、長さ4kmに及ぶ溶岩流である。1719(享保4)年の噴火によって流れ出た溶岩が扇状に広がり、表面の波絞の如き凸凹には樹木がほとんど育たず、わずかに苔などが生えているだけという荒涼とし...

滝観洞の写真

写真提供:一般社団法人東北観光推進機構

滝観洞 ( 岩手県 住田町 )

住田町の北東端、JR東日本釜石線上有住(かみありす)駅から徒歩3分、釜石自動車道の滝観洞ICから車で1分の所にある。  大理石からなる鍾乳洞で、数億年かかって海底に堆積した石灰岩の層が隆起し、地上で雨などに浸食されてできたもの。洞内の足下や壁にはかつて海底だったことを証明する海洋生物の化石が見られる。  地底を880m進むと...

龍泉洞の写真

写真提供:一般社団法人東北観光推進機構

龍泉洞 ( 岩手県 岩泉町 )

岩泉町の北西2km、標高625mの宇霊羅山の東麓に洞口をもつ。山口県の秋芳洞、高知県の龍河洞とともに日本有数の鍾乳洞に数えられ、国の天然記念物にも指定されている。  約2~3億年前は、北上山地一帯は海の底であった。そのころ有孔虫やサンゴなどの遺骸が海底に沈積し、これが龍泉洞を形成する安家(あつか)石灰岩層のもとになったといわ...

安家洞の写真

写真提供:一般社団法人東北観光推進機構

安家洞 ( 岩手県 岩泉町 )

安家洞は、三陸鉄道リアス線の岩泉小本駅から北西へ約25kmの距離にあり、安家石灰岩層*のほぼ中央にあたる。総延長は日本最長の23,700m。  約2億数千万年前(中生代三畳紀)の火山島の上に有孔虫やサンゴなどの生物の殻が堆積してできた石灰岩(安家層)が、大陸縁に付加した後隆起して地上に押し上げられ、長い時間をかけて雨水に侵食さ...