藤沢市
印刷する藤沢市は、神奈川県の中央南部に位置し、市南部は太平洋(相模湾)に面している。概ね平坦な地形をしている。
北部は相模原台地で、中部の平野部を中心に発達した。中心市街は近世は東海道の宿場町、遊行寺の門前町であった。明治中期以降に東海道本線、江ノ島電鉄、小田急電鉄が通じ、次第に観光地、京浜地域への通勤住宅地として発展していった。1965(昭和 40)年頃に始まった大企業工場の進出と、それに伴う人口の増加に対応するために実施された工業団地、住宅団地整備など、土地区画整理事業等とともに市街化が進んだ。
市の海岸部(片瀬・鵠沼・辻堂海岸、江の島)には、ヨット、サーフィン、ボードセーリング、ビーチバレー等マリンスポーツ、海水浴、釣り、ビーチコーミング、新江ノ島水族館等、様々な目的で多くの観光客が訪れる。
観光資源一覧
江ノ島電鉄 (神奈川県 鎌倉市 / 神奈川県 藤沢市 )
鎌倉駅~藤沢間を結ぶ私鉄。鎌倉の歴史と文化、湘南の海と江の島*を見渡す開放的なロケーションを有する鉄道は1902(明治35)年に日本で6番目の鉄道として藤沢~片瀬(現江ノ島)間で開業し、110年以上の歴史を持つ。
清浄光寺(遊行寺) (神奈川県 藤沢市 )
藤沢駅の北東約1kmにある。1276(建治2)年一遍上人によって開宗された時宗の総本山。時宗は遊行念仏宗ともいわれ、歴代の宗主が信仰の歓喜を踊念仏に表わし、全国を遊行教化したので、同寺の住職を代々遊行上人と呼び、寺名も一般に遊行寺というようになった。 当寺の開基は1325(正中2)年、遊行4代の呑海によるもので、以来、足利・徳...
江島神社 (神奈川県 藤沢市 )
江の島の裸弁天で知られる。江の島弁天は安芸の宮島、近江の竹生島とともに三弁天の一つに数えられて信仰を集め、特に、江戸時代は江戸町民や東海道の旅人など庶民の参詣で賑わった。 創起は552(欽明天皇13)年、今の御岩屋に海の守護神である3女神を祭ったと伝えられるが、1182(寿永元)年、源頼朝が文覚上人に命じて社殿を建立し、弁...
新江ノ島水族館 (神奈川県 藤沢市 )
片瀬海岸の湘南海岸公園にある。1954(昭和29)年当時日活社長堀久作によって、江の島水族館がオープンした。2002(平成14)年にマリンランド、海の動物園が閉館し、2004(平成16)年1月に江の島水族館も閉鎖し、2004(平成16)年4月に新江ノ島水族館が開業した。 リニューアルを機に展示内容を一新し、多様なテーマで特色ある展示を行う...