観光資源一覧

石上神宮の写真

石上神宮 (奈良県 天理市 )

JR桜井線(万葉まほろば線)・近鉄天理線天理駅から東へ約2km、布留山(ふるやま・標高266m)の北西麓の高台にある。境内は、深い社叢に包まれ、山の辺の道の散策の北の起点にもなっている。「古事記」*1によると、神武天皇は東征の折、熊野で危機に陥ったが、高倉下(たかくらじ。人の名)が建御雷神(武甕雷神。たけみかづちのかみ)に下...

長岳寺の写真

写真提供:長岳寺

長岳寺 (奈良県 天理市 )

JR桜井線(万葉まほろば線)柳本駅から東へ約1.5km。山の辺の道の途中、龍王山(標高585m)の山裾にあり、古い大きな山門を入ると参道がつづく。824(天長元)年、空海の開基と伝えられ、大和神社の神宮寺であったともいわれる。寺が盛んだったころは、愛染堂、御影堂などの堂宇のほか、僧坊が42を数えるほどの大寺であったが、たびたびの兵...

天理の街並みの写真

天理の街並み (奈良県 天理市 )

奈良盆地の東部にあり、1954(昭和29)年に丹波市町を中心に6カ町村が合併し、全国最初の宗教名を市名にした宗教都市である。市の中心をなす旧丹波市町は、京都・奈良から初瀬・伊賀・伊勢に至る街道沿いにあたり、かつては伊勢神宮参拝途中の旅篭町として栄えた。明治以降は天理教*1の本拠として知られ、現在、街には天理教教会本部神殿・教...

山の辺の道の写真

写真提供:パーソナル企画

山の辺の道 (奈良県 奈良市 / 奈良県 桜井市 / 奈良県 天理市 )

現在の桜井市金屋の海柘榴市*1に始まり、大神神社(三輪明神)、景行、崇神陵を経て、石上神宮から奈良の旧市街へ北上する、奈良時代以前からあったとされる古道。大和の「青垣」*2と称されてきた三輪山、龍王山、高円山、春日山など奈良盆地の東縁部をなす山並みの山麓を縫う約26km余りの道で、「古事記」*3や「日本書紀」*4にも記述がみら...