観光資源一覧

大峰山の写真

大峰山 (奈良県 天川村 )

紀伊半島の中央部、南北50kmにわたって標高1,000~1,900m級の峰が連なっているのが、大峰山脈である。大峰山は狭義では、大峰山脈北部の主峰である山上ヶ岳(標高1,719m)を指し、広義では稲村ヶ岳(同1,726m)・弥山(同1,895m)・八経ヶ岳(同1,915m)などが連なる大峰山脈全体をいう。山脈の北部は古生層、南部は中生層を基盤とした曲隆...

洞川温泉の街並みの写真

洞川温泉の街並み (奈良県 天川村 )

天川村は、蔵王権現を祀る大峯山寺がある大峰山(山上ヶ岳。標高1,719m)の麓にある。村の東北部、標高約820mにある洞川温泉は、大峰山から発し熊野川の源流ともなっている山上川のほとりに湧く。古来、大峰山は山岳信仰に神道や仏教などが習合した修験道の根本道場で、洞川はその登山基地として開けた。温泉を掘削したのは昭和に入ってから...

天河大辨財天社の写真

天河大辨財天社 (奈良県 天川村 )

近鉄吉野線下市口駅から南へ約26km、天(てん)ノ川の流れに近く、山を背に社殿がある。創建については確かなことは不詳だが、同社の縁起によれば、7世紀後半に現れた修験道の祖、役行者*1が感得した辨財天を弥山*2(標高1,895m 大峰山の峰のひとつ)に祀ったのが始まりだという。現在も弥山山頂には奥宮が祀られている。また、弘仁年間(81...

大峯山寺の写真

写真提供:一般財団法人奈良県ビジターズビューロー(写真:矢野建彦)

大峯山寺 (奈良県 天川村 )

紀伊半島の中央部、南北50kmにわたって標高1,000~1,900m級の峰が連なっている大峰山脈。その北部の主峰・山上ヶ岳(標高1,719m)の山頂に大峯山寺はある。修験道の根本道場であり、古来、多くの修験者や信者を迎えてきた。7世紀後半に役行者*1が金峯山(大峰山脈北端の吉野山から山上ヶ岳までの一帯)で修行中に金剛蔵王権現を感得、その御...