五條市
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柿の葉寿司 (奈良県 五條市 / 奈良県 吉野郡 )
吉野地方に伝わる郷土料理で、一口大ほどの酢飯に塩サバなどをのせて柿の葉で包み、押しをかけた寿司。今では一年中食べられるが、本来は夏祭りのごちそうだった。 起源は不詳だが、江戸時代中期には柿の産地だった五條や吉野川流域ですでに作られていたといわれている。海から離れた奈良盆地や紀伊山地の山里では、海産物は極めて貴重な...
賀名生梅林 (奈良県 五條市 )
JR和歌山線五条駅から南へ丹生川に沿って山間地を入って約9km、賀名生皇居跡*1の向かい側の山の麓から中腹まで広がる約2万本が植栽されたウメ林。西ノ千本・奥ノ千本など吉野山のサクラになぞらえて名を付けた場所もある。この地はカキの生産地としても知られており、カキ畑も随所にみられ、急斜地ではあるが数多くの農家も散在している。ウ...
榮山寺 (奈良県 五條市 )
JR和歌山線五条駅から東へ約2km、西流する吉野川のほとりの緑のなかにあり、境内には山門、室町時代に再建され重要文化財の薬師如来坐像*1が祀られている本堂(薬師堂)、その右手奥には国宝の八角円堂が建ち、コンクリート製の鐘楼には平安初期に造られた国宝の梵鐘*2が吊るされている。同寺の創建*3は719(養老3)年、藤原武智麻呂*4による...
五條市五條新町の町並み (奈良県 五條市 )
五條地方は、吉野川の右岸にある河岸段丘の上にあり、須恵、五條などの集落では古くから大和・紀伊・伊勢を結ぶ街道の要(かなめ)として物産の集積地として市などが開かれていた。江戸時代に入り、1608(慶長13)年に吉野川河畔寄りに五條二見藩が置かれて城下に二見の町場が生まれた。さらに須恵や五條と、二見とをつなぐ形で新町の町場が...