名護のサクラなごのさくら

沖縄本島北部の玄関口、名護の市街地は、毎年1月末~2月にかけてサクラを目当てに県内外から訪れる人たちでにぎわう。その中心となるのが市街地の南東約1km、名護岳の麓に広がる名護城(なんぐすく)公園(名護中央公園)。ここは県内随一のサクラの名所で、「日本の桜の名所100選」にも選ばれている。南口の駐車場から名護神社までの石段や、「さくらの園」と呼ばれる高台のエリアをはじめ、71.1haある広大な園内の随所にサクラの木があり、その数は約数千本。多くがリュウキュウカンヒザクラ(琉球寒緋桜)で、1月下旬になると園内各地でピンク色のサクラの花がほころぶ。1月末から2月中旬にかけて毎年「名護さくら祭り」が開催され、期間中の週末はライブなどのイベントも行われる。
 公園は14世紀初頭の名護按司(地域の有力者)の居城跡一帯を整備して造られたもので、遺構はないものの氏神様が祭られた名護神社があり、地元の人たちの崇敬を集めている。高台からは名護湾が一望でき、遠くに本部半島・国頭連山が望める。
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みどころ

名護城公園頂上の展望台まで車でアクセス可能。道の両側にもサクラが植えられているので、ドライブしながらお花見も可能だが、豊かな自然が残る園内の散策の魅力も捨てがたい。公園の麓には南北それぞれに駐車場があり、車を置いても散策できる。熱帯の緑濃い山をサクラ色が彩る光景と高台からの眺望を満喫したい。
関連リンク なごむん(公益財団法人名護市観光協会)(WEBサイト)
参考文献 なごむん(公益財団法人名護市観光協会)(WEBサイト)
沖縄県(WEBサイト)

2020年04月現在

※交通アクセスや料金等に関する情報は、関連リンクをご覧ください。

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