ハテの浜(久米島)
那覇の西方約100kmに浮かぶ久米島は、緑豊かな山が連なり、水が豊富な島。琉球王国時代から、球美(くみ)島とも呼ばれてきた風光明媚な島で、なかでもハテの浜は島を代表する景勝地。島の東側にある奥武(おう)島、オーハ島のさらに沖合に連なる3つの砂洲(前の浜、中の浜、ハテの浜)を総称してハテの浜と呼ぶ。サンゴ礁の土台にサンゴや貝殻のかけらなどの砂礫が堆積してできたサンゴ洲島で、総延長は6~7kmに及ぶ。通常、グラスボートは3つの砂洲のうち、一番面積が広い中の浜に上陸する。エメラルドグリーンに輝く海に真っ白な砂だけの無人島が浮かび、遮るものがない広い青空と、水平線のコントラストで訪れる者を魅了する。東洋一とも評される美しさだ。
ハテの浜へは、久米島の泊フィッシャリーナよりグラスボートなどの送迎船で20~30分ほど。海水浴やスノーケリングが楽しめる。
ハテの浜へは、久米島の泊フィッシャリーナよりグラスボートなどの送迎船で20~30分ほど。海水浴やスノーケリングが楽しめる。
みどころ
地元の人たちが「今年のハテの浜は大きくて、いい感じだよ」、「この間の台風で小さくなってしまって」などと話題にするほど、訪れるたびに島の形状が変化するのもハテの浜のおもしろさ。台風や強風などにより、大きさや形が変化するのだ。巨大な流木が流れつくことも多く、風と波の合作である砂紋とともに、自然界の壮大なアートショーが展開される。周囲の海で魚たちと泳ぐスノーケリングはもちろん、砂浜に大の字になって寝転んだり、砂山をつくったり、童心に返ってはしゃぎたくなるような場所だ。
日差しが強いので、特に夏場は日焼け対策・水分補給を忘れずに。春から夏にかけてのシーズンはパラソルなどのレンタルもある。日差しが気になる人には、昼間とはまた違ったハテの浜を楽しめるサンセットタイムの訪問をおすすめしたい。
日差しが強いので、特に夏場は日焼け対策・水分補給を忘れずに。春から夏にかけてのシーズンはパラソルなどのレンタルもある。日差しが気になる人には、昼間とはまた違ったハテの浜を楽しめるサンセットタイムの訪問をおすすめしたい。
関連リンク | 一般社団法人久米島町観光協会(WEBサイト) |
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参考文献 | 一般社団法人久米島町観光協会(WEBサイト) |
2020年04月現在
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