与那原大綱曳
1500年代の尚永王の時代に豊作祈願の神事として始まったとされる与那原大綱曳は、旧暦6月26日(現在は旧暦6月26日以降の日曜日)に行われる。東西の綱の結合によって稲の実りを予祝し、勝敗によって豊作、凶作を占う。那覇大綱挽、糸満大綱引と並ぶ沖縄の三大綱引きの一つだが、綱の上に歴史上の人物(支度という)を乗せるところから、綱が結合して引き合うまで、一連の流れに区切りがないのが与那原大綱曳の特徴。
綱の長さは東西合わせて約90m、重さは約5tもあり、カナチ棒と呼ばれる東西2本の綱をつなぐ棒が入った瞬間、「ハーイヤ」の掛け声とともに綱引きがスタート。綱に乗った支度は、その瞬間に綱から飛び降り、あっという間に引き合いが始まる。
綱の長さは東西合わせて約90m、重さは約5tもあり、カナチ棒と呼ばれる東西2本の綱をつなぐ棒が入った瞬間、「ハーイヤ」の掛け声とともに綱引きがスタート。綱に乗った支度は、その瞬間に綱から飛び降り、あっという間に引き合いが始まる。
みどころ
綱を引くときは、引きずるのではなく、綱を地面に叩きつけながら引くのが与那原の特徴。会場に至る大綱の練り歩きの勇壮さと、東西に大綱を引き合う一瞬の攻防・熱気がみどころだ。観光客も手綱を引くことができるので、地元の人々と一緒に祭りを楽しみたい。
関連リンク | YONABARU NAVI(与那原町)(WEBサイト) |
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参考文献 |
YONABARU NAVI(与那原町)(WEBサイト) 『おきなわの祭り』沖縄タイムス社、1991年 |
2020年04月現在
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