与那原町は、沖縄本島の東海岸南部に位置し、東南の雨乞森、北西にそびえる運玉森に抱かれ、前方に中城湾を臨む海岸線に広がる平坦地である。
 古くから交通の要衝や商業の街として、1914(大正3)年には那覇~与那原間に沖縄で初めての軽便鉄道が開通し、戦前の与那原は島尻郡東南部や中頭地方へ連結する産業経済の大動脈となり栄えてきた。
 現在、与那原町は、住宅・商業・業務施設などの都市機能施設、マリーナ・緑地などの港湾施設の一体的に整備によるまちづくりを推進している。

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与那原大綱曳の写真

写真提供:与那原町

与那原大綱曳 (沖縄県 与那原町 )

1500年代の尚永王の時代に豊作祈願の神事として始まったとされる与那原大綱曳は、旧暦6月26日(現在は旧暦6月26日以降の日曜日)に行われる。東西の綱の結合によって稲の実りを予祝し、勝敗によって豊作、凶作を占う。那覇大綱挽、糸満大綱引と並ぶ沖縄の三大綱引きの一つだが、綱の上に歴史上の人物(支度という)を乗せるところから、綱が...