両子寺ふたごじ

国東半島のほぼ中央にそびえる両子山の南中腹にある。718(養老2)年の創建と伝える六郷満山中山本寺(山岳修行の根本道場)で、江戸時代には杵築城主松平氏の祈願所となり、六郷満山の総持院として隆盛を誇った。
 現在の本堂である護摩堂は明治の再建だが、堅固な石垣や奥の院本堂・総門・仁王像などに往時がうかがえる。境内は紅葉の名所で、シーズンは見物客で賑わう。県の史跡であり、また両子山自体は森林浴の森日本100選にも選ばれている。
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みどころ

まず山門に安置されている仁王像が必見。国東最大のものとされ、その彫りの美しさから、国東半島を代表する仁王像と言われ、間近で見るとその迫力と神々しさに圧倒される。
 境内の奥、急な階段を上った先にある奥の院本殿にも、ぜひ足を運んでほしい。建物は1846(弘化3)年、杵築藩主松平氏寄進による風格ある建物が特徴。巨大な岩肌に沿うように建てられ、山岳修行の場であったことを実感できる。
関連リンク 両子寺(WEBサイト)
参考文献 両子寺(WEBサイト)
公益社団法人ツーリズムおおいた(WEBサイト)

2020年04月現在

※交通アクセスや料金等に関する情報は、関連リンクをご覧ください。

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