清水園
1658(明暦4・万治元)年に造られた新発田藩主溝口氏の下屋敷。敷地は4,600坪と広く、庭園は草書体の別記「水」の字を描いた大池泉を中心に樹木や5つの茶室が配され近江八景をとり入れた純京風の回遊式である。
屋敷は1666(寛文6)年に建てられた寄棟造の数寄屋建築で、幕府への配慮からほとんど装飾を施していない。一角に移築された米蔵を改装した資料館があり、郷土資料や忠臣蔵で知られる堀部安兵衛の資料を展示している。駐車場脇には江戸時代後期の武家屋敷石黒邸が移築復元されている。さらに水路と通りを挟んで、旧新発田藩足軽長屋*がある。
清水園と旧新発田藩足軽長屋はともに北方文化博物館が一体的に管理している。
屋敷は1666(寛文6)年に建てられた寄棟造の数寄屋建築で、幕府への配慮からほとんど装飾を施していない。一角に移築された米蔵を改装した資料館があり、郷土資料や忠臣蔵で知られる堀部安兵衛の資料を展示している。駐車場脇には江戸時代後期の武家屋敷石黒邸が移築復元されている。さらに水路と通りを挟んで、旧新発田藩足軽長屋*がある。
清水園と旧新発田藩足軽長屋はともに北方文化博物館が一体的に管理している。
みどころ
紅葉の時期、いっそう映える庭園である。(溝尾 良隆)
補足情報
*新発田藩足軽長屋:1842(天保13)に建てられた茅葺き平屋建ての8軒長屋。足軽が生活した部屋は、玄関、6畳2間、台所であったというのがわかる。1969(昭和44)年まで市民が住宅として使用していたので、残ることができた。全国的にも珍しいので、清水園と一緒におとずれてほしい。(国重要文化財)
関連リンク | 清水園(WEBサイト) |
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参考文献 |
清水園(WEBサイト) しばた観光ガイド(一般社団法人新発田市観光協会)(WEBサイト) 『新潟県の歴史散歩』山川出版、2009年 |
2022年06月現在
※交通アクセスや料金等に関する情報は、関連リンクをご覧ください。