湯滝ゆだき

高さ70m、長さ110m、幅25m。湯滝は三岳溶岩流の大岩壁に白いレースをかけたように流れ落ちる湯川に注ぐ分岐瀑である。岩壁を洗い、水しぶきを散らしながら末広がりに裾を2つに分けて轟音とともに落ちてくる迫力のある滝である。
 湖尻から滝の脇についた階段を下りると滝壷付近に観瀑台・茶屋・駐車場がある。滝壷の左手に見える小道は戦場ヶ原自然研究路で小滝を通り湯川沿いに戦場ヶ原を縦断し菖蒲ヶ浜まで続いている。
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みどころ

湯ノ湖から流れ落ちるため水量が豊富である。岩をはうように流れ落ち、ほぼ45度の傾斜を末広がりになって踊り、跳ねながら下ってくる。観瀑台から見上げる滝は大きく、轟音をたてて流れ落ちる様は圧巻である。(溝尾 良隆)

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