三条ノ滝
平滑ノ滝の約1km下流にある。檜枝岐側の御池からは上田代、兎田代分岐を経て展望台まで7kmあまり。尾瀬ケ原を流れるヨッピ川、沼尻川などを集めた只見川の上流にある。豊富な水を、高さ100m、幅30mで一気に落とし込む豪壮な滝である。水量が減少する時期には三筋に分かれて落下するのでこの名がある。滝は登山道から少し下ったところにある展望台から眺望する。
みどころ
尾瀬に降った水が全てこの滝に集まるため、ともかくも水量が豊富で轟音を立てて落ちる滝の様は迫力が豪快だ。優美で繊細な縞模様を描きながら落ちる平滑ノ滝とは対照的な姿を見せる。
この滝の壮観さはすでに江戸時代にも知られ、江戸後期の『新編会津風土記』でも「不動瀧又三條瀧トモ云…中略…懸崖ヨリ直チニ潟クヿ(こと)二十丈餘(約60m)殘雪ノ消融スル時水勢尤壮ナリト云」と記している。なお、明治期の『南会津案内誌』では「小瀬沼の西に決潰せる只見川上流大飛瀑となり懸崕より直下三十丈(約90m)」としている。
この滝の壮観さはすでに江戸時代にも知られ、江戸後期の『新編会津風土記』でも「不動瀧又三條瀧トモ云…中略…懸崖ヨリ直チニ潟クヿ(こと)二十丈餘(約60m)殘雪ノ消融スル時水勢尤壮ナリト云」と記している。なお、明治期の『南会津案内誌』では「小瀬沼の西に決潰せる只見川上流大飛瀑となり懸崕より直下三十丈(約90m)」としている。
関連リンク | 尾瀬檜枝岐温泉観光協会(WEBサイト) |
---|---|
参考文献 |
尾瀬檜枝岐温泉観光協会(WEBサイト) 尾瀬保護財団(公益財団尾瀬保護財団)(WEBサイト) 『新編会津風土記. 第35-47』会津藩地誌局 編 万翠社 国立国会図書館デジタルコレクション 『南会津郡案内誌』福島県南会津郡農会編 明治41年 国立国会図書館デジタルコレクション |
2023年07月現在
※交通アクセスや料金等に関する情報は、関連リンクをご覧ください。