九重町は、大分県の南西部に位置し、町の中央部を筑後川上流玖珠川が東西に走り、西側に田畑、山林等が開け、東南は久住山、大船山、三俣山等10有余の九州の屋根というべき九重山群に囲まれている。
 町域の多くは阿蘇くじゅう国立公園に指定されており、町域各地に温泉が湧出しており、小規模ながら温泉地が形成されている。
 九酔渓と呼ばれる谷を望む吊橋「九重“夢”大吊橋」は、長さ390m、高さ173mで、人が渡る吊橋としては高さで日本一を誇る。

観光資源一覧

くじゅう連山の写真

写真提供:竹田市役所

くじゅう連山 (大分県 九重町 / 大分県 竹田市 )

玖珠郡九重町と竹田市久住町にまたがる連山で、阿蘇くじゅう*国立公園の中部に位置する。久住山(1,787m)を盟主として、大船山(たいせんざん)、星生山(ほっしょうざん)、三俣山(みまたやま)など1,700m級の山々が11峰、1,000m以上の山々が35峰連なり、“九州の屋根”と呼ばれている。  山群は大別して久住、大船、涌蓋(わいた)の3火...

飯田高原の写真

飯田高原 (大分県 九重町 )

くじゅう連山*の北側、標高800~1,000mの地に広がる約8km四方の高原。阿蘇くじゅう国立公園に属する。この地を訪れた川端康成が、その美しさに魅せられ、小説『千羽鶴』の続編『波千鳥』において飯田高原を描いている。  別府と阿蘇を結ぶ「やまなみハイウェイ」が中央を縦断しており、阿蘇方面からアプローチすると牧ノ戸峠からハイウェ...

九重“夢”大吊橋の写真

九重“夢”大吊橋 (大分県 九重町 )

2006(平成18)年10月30日にオープン。長さ390m、高さ173m、幅1.5m。歩道専用として日本一の高さを誇る吊橋。橋からは、日本の滝百選にも選ばれた震動の滝(雄滝)や雌滝を望み、眼下には筑後川の源流域を流れる鳴子川渓谷の原生林が広がる。遠くに、三俣山や涌蓋山など雄大なくじゅう連山*が横たわり、360度の大パノラマが絶景。