垂水市
印刷する垂水市は、大隅半島の北西部、鹿児島湾に面するほぼ中央に位置し、鹿児島市と大隅半島を結ぶ海上陸上の要所に位置する。北に霧島市、西に桜島、東は高隈連山を境として鹿屋市に接し、37kmに及ぶ海岸線を有している。
国道220号が通じる。
歴史は古く、縄文・弥生時代の遺物が多く出土している。1611(慶長16)年、島津忠仍(ただなお)が林之城を築き、計画的な町(麓集落)づくりが行われ、今日の都市基盤が形成された。
温暖な気候を活かして、びわ、柑橘類などの果実や、きぬさやえんどう、さやいんげんなどの野菜の栽培が盛んである。ブリ・カンパチの養殖漁業も盛んに行われている。
観光面では、桜島を眼前に望む海潟温泉、高隈山県立自然公園の一部の高峠つつじヶ丘公園、キャンプ場や温泉も整備されている猿ヶ城渓谷などがある。
観光資源一覧
千本イチョウ (鹿児島県 垂水市 )
園主である中馬夫妻*が30年をかけて植えたというイチョウが、季節になると黄金色に染まり人々を魅了する垂水市の名所。先代から受け継いだ山を開墾し、夫妻が植えたイチョウは1,200本以上になる。