栄村
印刷する栄村は、野県北東端の村。北部を千曲川が東西に横断し、志久見川・中津川が南北を縦断して流れ、それらの川の沿岸平坦部に集落を形成している。南部は鳥甲山、苗場山を中心に山々が連ねる山岳地帯で、日本海型の気候により全国でも有数の豪雪地として知られている。千曲川に沿ってJR飯山線、国道117号が通じる。
飯山市、山ノ内町、野沢温泉村、木島平村と、群馬県中之条町、新潟県十日町市、上越市、津南町、湯沢町に接する。
村域の大部分が山地で、耕地は少なく、典型的山村である。ナメコ、ソバ、トウモロコシなどの生産がある。
千曲川の支流中津川の上流一帯は秋山郷とよばれ、昭和初年まで秘境をなし、今なお、マタギ文化や平家落人伝説などが残る、中津川沿いに屋敷・和山・切明温泉がある。
観光資源一覧
苗場山頂周辺の湿原 (新潟県 湯沢町 / 新潟県 津南町 / 長野県 栄村 )
標高2,145m。新潟・長野の県境に、南にゆるやかに傾く広大な山頂をもつ火山で、なだらかな山頂には高層湿原が発達し、オオシラビソノの樹林の間には、径数mから20mほどの池塘が何百も点在している。まさに天上の楽園の言葉にふさわしい。山名が表わすように、むかし池塘は苗田と考えられ、神が稲を植えた所と伝えられている。北面の中腹には...
鳥甲山 (長野県 栄村 )
長野県北端の栄村の山深い秘境の秋山郷、この地の西に位置する標高2,037mの岩山。南北に尾根を伸ばし東側は切れ落ちた絶壁であり、登山にはワイヤーロープや梯子が連続するので注意が必要。 第2の谷川岳と呼ばれる男性的な山で、鷲が翼を広げたような山姿が特徴。
白砂山 (長野県 栄村 / 群馬県 中之条町 / 新潟県 湯沢町 )
白砂山は、長野県・新潟県・群馬県の3県の境にそびえる奥深い山で、標高2,140m。かつては秘境の名峰として知られていたが、野反湖周辺が開発され、登山道*が整備されてからは登りやすくなった。距離が長く、アップダウンを繰り返すため体力に自信のある人向け。山頂までは片道4時間を要する。