本部町は、本部半島の先端に位置し、西の洋上には伊江島、北方には伊是名島、伊平屋島を望む。本部港は、各周辺離島航路の発着拠点となっている。
 全般的に険しい地形を持つ本部町は、八重岳、本部富士等の丘陵が起伏しながら連なり、海浜まで裾野を広げ、産業も農業、漁業、商工業まで多岐にわたっている。
 桜の名所で知られる八重岳、円錐カルスト地域を中心とした山々、水納ビーチや瀬底ビーチなどの観光資源がある。日本一早い桜まつりをはじめ、花のカーニバル、全国トリムマラソン、海洋博公園花火大会等、年間を通し各種イベントが開催されている。

観光資源一覧

熱帯ドリームセンターの写真

写真提供:国営沖縄記念公園(海洋博公園):熱帯ドリームセンター

熱帯ドリームセンター (沖縄県 本部町 )

本部半島の先端に広大な敷地を構える国営沖縄記念公園・海洋博公園内にある植物園。水生・湿地植物を栽培するビクトリア温室、熱帯果樹を中心とした果樹温室をはじめ、温室や展示室がガーデンを挟んで連なる構造。世界最大の果実パラミツをはじめとするトロピカルフルーツやカカオ、バオバブの木など、さまざまな熱帯・亜熱帯植物が迎えてく...

沖縄美ら海水族館の写真

写真提供:国営沖縄記念公園(海洋博公園):沖縄美ら海水族館

沖縄美ら海水族館 (沖縄県 本部町 )

「沖縄美ら海水族館」は、本部半島の先端、伊江島を望む広大な敷地に広がる国営沖縄記念公園・海洋博公園内に立つ。1975(昭和50)年に開催された沖縄国際海洋博覧会の会場跡地にあたり、老朽化のために建て替えられた二代目の水族館として2002(平成14)年に開館した。  テーマは「沖縄の海との出会い」。目玉は、世界で初めて複数飼育に...

沖縄の闘牛の写真

写真提供:垂見健吾

沖縄の闘牛 (沖縄県 うるま市 / 沖縄県 本部町 / 沖縄県 今帰仁村 / 沖縄県 石垣市 / 沖縄県 他 )

沖縄における闘牛は、農民の娯楽として自然発生したと伝えられている。沖縄の言葉では「ウシオーラセー」という。牛と牛の勝負に、闘牛士(勢子)がつく。  沖縄本島中北部を中心に、県内各地に現在10カ所前後の闘牛場がある。闘牛場は円形で、立派なドーム型のものもあれば、木立の中の公園のような雰囲気のところもある。普段はひっそり...

八重岳のサクラの写真

写真提供:垂見健吾

八重岳のサクラ (沖縄県 本部町 )

八重岳は、本部町と名護市の境に位置する標高453mの麗峰。県道84号の八重岳入口から山頂まで道路が整備されており(約4km)、この道沿いがサクラの並木になっている。もっとも多く見られるのはリュウキュウカンヒザクラ。濃いピンク色の花がうつむきがちに咲く。八重岳一帯にはおよそ7,000本のリュウキュウカンヒザクラが植えられている。 ...

エメラルドビーチの写真

写真提供:国営沖縄記念公園(海洋博公園):エメラルドビーチ

エメラルドビーチ (沖縄県 本部町 )

国営沖縄記念公園・海洋博公園内の最北端に位置するビーチ。Y字型に突き出した3エリアからなる珍しいかたちで、向かって中央が「眺めの浜(汀線長150m)」、左手が「憩いの浜(250m)」、右手が「遊びの浜(350m)」と名付けられている。ビーチが3方向を向いているので、それぞれ目の前に広がる光景が異なり、変化に富んでいる。沖縄本島では...