万座毛まんざもう

「毛」とは野原の意味で、村の中心近く、隆起サンゴ礁の断崖上に広がるコウライシバの平坦地。断崖の高さはおよそ30m。
 むかし尚敬王が諸国巡視の折、ここに立ち寄り、その広大さに「万人座せしむるに足る」と称賛したというところからこの名が起こったと伝える。断崖に打ち寄せる白い波、サンゴ礁に映える海原、名護湾から本部半島へとつづく変化に富んだ海岸線と相まって、沖縄を代表する景観として人気を集めている。この地で生まれた女流歌人、恩納ナベの歌碑が立つ。
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みどころ

海から隆起した琉球石灰岩の先端が風化して割れており、その形が海に長い鼻を垂らした象のように見えるところが万座毛の特徴。周囲の海は透明度が高く、サンゴの根までくっきりと見える。見晴しがよく、ここに立つだけで雄大な気持ちになれる。
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補足情報

*景観及び植物の保護区域である(沖縄県指定名勝「万座毛」、沖縄県指定天然記念物「万座毛石灰岩植物群落」)。
関連リンク ココイコ!!恩納村(恩納村)(WEBサイト)
参考文献 ココイコ!!恩納村(恩納村)(WEBサイト)

2020年04月現在

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