安木屋場のソテツ・バショウ群生地
奄美大島の龍郷町、今井崎の西側に位置する安木屋場集落。集落の背後に控える神山「オダキ」の斜面に、ソテツとイトバショウの群落がある。
ソテツもイトバショウも島人の暮らしに深く関わってきた植物だ。イトバショウは芭蕉布の原料として、ソテツは実や幹のでんぷんを水でさらして毒を抜き、救荒食物として昔から島の人の命を支えてきた*。
ソテツもイトバショウも島人の暮らしに深く関わってきた植物だ。イトバショウは芭蕉布の原料として、ソテツは実や幹のでんぷんを水でさらして毒を抜き、救荒食物として昔から島の人の命を支えてきた*。
みどころ
山の斜面に群生しており、道路からもよく見える。ソテツの濃い緑色と、風に揺れるイトバショウの葉の美しさがとても印象的だ。
補足情報
*国立公園区域内なので、現在はこの地の植物は利用されていない。
関連リンク | 龍郷町(WEBサイト) |
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参考文献 |
龍郷町(WEBサイト) 龍郷町 観光ガイドブック 特設サイト(特定非営利活動法人まち色)(WEBサイト) のんびり奄美(一般社団法人あまみ大島観光物産連盟)(WEBサイト) 日本の食生活全集鹿児島編集委員会編集『聞き書鹿児島の食事』農村漁村文化協会、1989年1月 |
2020年09月現在
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