鹿児島の黒豚料理かごしまのくろぶたりょうり

およそ400年前に、島津家久により琉球から移入されたのがかごしまの黒豚の起源とされる。明治初期にはイギリスから、肉質の良いバークシャーが導入され、以来、品種改良が進められてきた。昭和30年代半ばに経済効率のよい白豚が導入されて、一時期、黒豚頭数が激減したが、生産者をはじめとする関係者の努力で徐々に回復。今では全国的にもっとも名高い豚肉のブランドとして定着している。
 肉質は、歯切れがよくやわらかい、水っぽさがなくジューシー、旨みが多い、脂がべとつかずさっぱりしている。とんかつ、豚しゃぶ、角煮などのさまざまな料理で楽しまれている。
 ブランド豚としての評価は非常に高く、日本国内のみならず海外にも輸出されている。鹿児島県黒豚生産者協議会の黒豚農家が生産した黒豚は、甘しょ(さつまいも)入りのエサを厳格なルールに基づき与えているのが大きな特徴。
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みどころ

かごしま黒豚の特徴は、なんといっても旨みがギュッと凝縮されていること。一口食べるとほんのり甘く、奥深い旨みに感動する。肉質は水っぽさがなく締まっているが、同時にやわらかく歯切れがよい。脂はべとつかず、さっぱりしている。まさにおいしさのいいとこどりの豚肉である。
関連リンク かごしま黒豚(鹿児島県黒豚生産者協議会)(WEBサイト)
参考文献 かごしま黒豚(鹿児島県黒豚生産者協議会)(WEBサイト)

2020年09月現在

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