照國神社
第11代藩主・島津斉彬(しまづ なりあきら)を祀る神社で、城山の麓に社殿を構えている。斉彬の死後、1864(元治元)年に創建され、別格官幣社に列格。建物は第二次大戦で戦災に遇い、拝殿は1958(昭和33)年に再建されたもの。鹿児島の総氏神様として県民に親しまれており、初詣には大勢の参拝客でにぎわう。境内に斉彬、久光の銅像が立ち、照國文庫資料館に斉彬と島津家関係の資料が集められている。境内裏手には城山展望台への遊歩道がある。
みどころ
鳥居をくぐり境内に入ると、羽を広げた鶴の形に整えられたイヌマキに目を奪われる。「斉鶴」と名付けられた樹齢180年のイヌマキで、1962(昭和37)年に地元の人が献木したものだ。境内には斉彬、久光、忠義の銅像が立ち、市立美術館脇に立つ軍服姿の西郷隆盛像も、歩いてすぐの所にある。県立博物館、鶴丸城跡など文化施設が集まる「かごしま文化ゾーン」にも近く、鹿児島の歴史と文化を探索するまち歩きのスタート地点にしたい。
補足情報
*年中行事:六月燈(ろくがつとう)(7月15・16日)、例祭(10月28日)
関連リンク | 照國神社(WEBサイト) |
---|---|
参考文献 | 照國神社(WEBサイト) |
2020年09月現在
※交通アクセスや料金等に関する情報は、関連リンクをご覧ください。