新田神社
薩摩川内市街の北西、うっそうとした老樹が茂る神亀山とよばれる小山の頂にある、日本神話に登場するニニギノミコトを祭る神社。枚聞神社とともに薩摩国の一の宮である。本来、一の宮は一国に一社だが、新田神社は島津氏によって一の宮と認められた。
大鳥居をくぐり、社殿まで行くには一直線に続く322段の石段を上る。御神木のクスをはじめとする木々がうっそうと茂り、神聖な雰囲気が感じられる。社殿は1602(慶長7)年に島津義久(よしひさ)が造営したもので、拝殿の前に勅使殿を置き、回廊で囲んだ珍しい配置になっている。本殿は少し時代が下るが、極彩色の彫刻が施された豪華な建物だ。
宮内庁が指定する神代三陵のひとつで、ニニギノミコトの陵とされる『可愛山陵』が隣接している。皇族も度々参拝に訪れている。
大鳥居をくぐり、社殿まで行くには一直線に続く322段の石段を上る。御神木のクスをはじめとする木々がうっそうと茂り、神聖な雰囲気が感じられる。社殿は1602(慶長7)年に島津義久(よしひさ)が造営したもので、拝殿の前に勅使殿を置き、回廊で囲んだ珍しい配置になっている。本殿は少し時代が下るが、極彩色の彫刻が施された豪華な建物だ。
宮内庁が指定する神代三陵のひとつで、ニニギノミコトの陵とされる『可愛山陵』が隣接している。皇族も度々参拝に訪れている。
みどころ
社殿近くまでは車でも行くことができるが、大鳥居をくぐり石段を上がっていくことをおすすめしたい。古木に囲まれた静寂のなか、言葉にはできないくらいの神々しい空気を感じることができる。
6月の御田植祭で奉納される「棒踊り」「奴踊り」は、県の無形民俗文化財に指定されている。
6月の御田植祭で奉納される「棒踊り」「奴踊り」は、県の無形民俗文化財に指定されている。
関連リンク | 新田神社(WEBサイト) |
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参考文献 |
こころ 薩摩川内観光物産ガイド(株式会社薩摩川内市観光物産協会)(WEBサイト) かごしまの旅(公益社団法人鹿児島県観光連盟)(WEBサイト) パンフレット「新田神社のおはなし」 |
2020年09月現在
※交通アクセスや料金等に関する情報は、関連リンクをご覧ください。