伊曽乃神社
JR伊予西条駅から南へ3kmほど、樹齢を経た楠・杉が茂る森の中に神明造の社殿が鎮まる。皇祖天照大御神(あまてらすおおみかみ)と国土開発の祖神である武国凝別命(たけくにこりわけのみこと)をお祀りし、御鎮座から1800有余年という長い歴史を有している。延喜式内の名神大社であり、江戸時代には代々の藩主の崇敬を得た由緒がある。
社宝に勤皇家、矢野玄道の蔵書約2,000冊、与州新居(よしゆうにい)系図などがある。新居系図は、鎌倉時代東大寺長老示観国師が伊予の豪族新居氏の家系を記したもので、長さ3.6mの横系図である点が珍しい。
1933(昭和8)年に建てられた文献類収納施設(伊曽乃会館)が労朽化したため、新たに「宝物館」として建て替え、これまで秘蔵してきた古文書、絵図などを一挙公開・常設展示している。
社宝に勤皇家、矢野玄道の蔵書約2,000冊、与州新居(よしゆうにい)系図などがある。新居系図は、鎌倉時代東大寺長老示観国師が伊予の豪族新居氏の家系を記したもので、長さ3.6mの横系図である点が珍しい。
1933(昭和8)年に建てられた文献類収納施設(伊曽乃会館)が労朽化したため、新たに「宝物館」として建て替え、これまで秘蔵してきた古文書、絵図などを一挙公開・常設展示している。
みどころ
天照大神(あまてらすおおみかみ)、武国凝別命(たけくにこりわけのみこと)を祭った歴史のある神社である。社殿は総檜の神明造りで、周囲はうっそうとした樹木が広がっており、秋には葉が赤く色づき美しい。神木と呼ばれる境内正面にある楠は、推定樹齢500年の大木で、迫力がある厳かな佇まいである。
西条まつりで最大規模を誇る伊曽乃神社祭礼は、例年10月15日の「宮出し」に始まり、10月16日「宮入り」までの2日間にわたって行われ、たんじり・みこし合わせて80台余りの屋台が繰り広げる祭りである。夜半から夜明けにかけて100余りの提灯を灯した屋台が練り歩く姿は幻想的で、見る人を圧倒する。
西条まつりで最大規模を誇る伊曽乃神社祭礼は、例年10月15日の「宮出し」に始まり、10月16日「宮入り」までの2日間にわたって行われ、たんじり・みこし合わせて80台余りの屋台が繰り広げる祭りである。夜半から夜明けにかけて100余りの提灯を灯した屋台が練り歩く姿は幻想的で、見る人を圧倒する。
関連リンク | 伊曽乃神社(WEBサイト) |
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参考文献 |
伊曽乃神社(WEBサイト) 西条市 (WEBサイト) |
2022年11月現在
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