今治造船風景
世界に名高い「造船長屋」と称され造船所が立ち並ぶ今治市波止浜湾には、来島海峡の急潮を航行する船が潮待ちで数多く立ち寄り、その間に修理を行ったことから、船舶修繕を中心に今治市の造船業が発展したといわれている。
造船業の中核となる今治造船(株)の創業は1901(明治34)年で、今治市周辺の造船所を統合して設立した。その後も規模拡大を続け、最近では2019(平成31・令和元)年造船竣工量が日本第2位のジャパンマリンユナイテッド(株)と資本業務提携を行い、合併会社設立を公表している。今治造船(株)の2019(平成31・令和元)年における造船竣工量は日本第1位、世界第4位。
造船業の中核となる今治造船(株)の創業は1901(明治34)年で、今治市周辺の造船所を統合して設立した。その後も規模拡大を続け、最近では2019(平成31・令和元)年造船竣工量が日本第2位のジャパンマリンユナイテッド(株)と資本業務提携を行い、合併会社設立を公表している。今治造船(株)の2019(平成31・令和元)年における造船竣工量は日本第1位、世界第4位。
みどころ
今治市には、今治造船(株)及び系列グループ会社のあいえす造船(株)、しまなみ造船(株)が立地し、造船の産業集積地として特有の景観を形成している。JMU(ジャパンマリンユナイテッド株式会社)と資本提携を行い、合併を進める同社は、大宇(てう)造船海洋を買収した韓国の現代(ひゅんだい)重工業、CSIC(中国船舶重工集団)を統合した中国のCSSC(中国船舶工業集団)と生き残りをかけ、激しく国際競争を繰り広げている。
造船業は全国一の集積を誇る14事業所を有しており、建造隻数では国内の約17%を占めている。今治市に本社や拠点を置いている造船会社のグループ全体では、日本全体の30%を超える船舶を建造しており、巨大なクレーンが稼動する光景は迫力があり、かつての日本の高度成長時代を彷彿とさせ、間近で見るとその迫力に圧倒される。
造船業は全国一の集積を誇る14事業所を有しており、建造隻数では国内の約17%を占めている。今治市に本社や拠点を置いている造船会社のグループ全体では、日本全体の30%を超える船舶を建造しており、巨大なクレーンが稼動する光景は迫力があり、かつての日本の高度成長時代を彷彿とさせ、間近で見るとその迫力に圧倒される。
関連リンク | 今治造船株式会社(WEBサイト) |
---|---|
参考文献 |
今治造船株式会社(WEBサイト) 今治市(WEBサイト) |
2022年11月現在
※交通アクセスや料金等に関する情報は、関連リンクをご覧ください。