マキノ高原のメタセコイア並木
JR湖西線マキノ駅からマキノ高原線バスで約6分。農業公園マキノピックランドを縦貫する県道小荒路牧野沢線に、約2.4kmにわたりメタセコイア*が約500本植えられている。遠景の野坂山地の山々と調和し、マキノ高原へのアプローチとして、25mの高さの並木が四季折々に美しい景観を見せている。
この並木は、1981(昭和56)年に学童農園「マキノ土に学ぶ里」整備事業の一環として、マキノ町果樹生産組合が防風林として植えたのが始まりで、翌年には牧野区も植栽を行い、今日の姿となった。
なぜメタセコイアか。当初、桜並木にする案もあったが、海津大崎の桜並木が近くにあったこと、栗園に防風林が必要だったこと、整備当時、近隣より化石が発見されたことから、生きた化石といわれていたメタセコイアとなった。いまでは、湖西を代表する観光対象となり、メタセコイア並木を目的に、多くの人々が訪れている。
この並木は、1981(昭和56)年に学童農園「マキノ土に学ぶ里」整備事業の一環として、マキノ町果樹生産組合が防風林として植えたのが始まりで、翌年には牧野区も植栽を行い、今日の姿となった。
なぜメタセコイアか。当初、桜並木にする案もあったが、海津大崎の桜並木が近くにあったこと、栗園に防風林が必要だったこと、整備当時、近隣より化石が発見されたことから、生きた化石といわれていたメタセコイアとなった。いまでは、湖西を代表する観光対象となり、メタセコイア並木を目的に、多くの人々が訪れている。

みどころ
木の形が美しく同じ樹形で、樹高が25mもあるメタセコイアが約2.4kmにわたりつづく。春の新芽から新緑、夏の深緑、秋の紅葉、冬の枝につく雪花と、四季折々、美しい姿を見せてくれる。特に、紅葉時には黄色く輝き、落ち葉が路上に延々とつづく眺めは、ただ感動で筆舌に尽くしがたい。

補足情報
*メタセコイア:スギ科メタセコイア属の落葉高木で、和名はアケボノスギ。植物化石として発見した大阪市立大学教授三木茂博士が、高木でセコイアにその姿が似ていることから、メタ(変種)セコイアと名づけた。中生代の終わりから第三紀にかけて世界中に繁茂。化石として日本を初め各地で知られていたが、1946(昭和21)年、中国四川省で現存していることが確認されて以来、世界各地で栽培されるようになった。
関連リンク | 高島観光ガイド(公益社団法人びわ湖高島観光協会)(WEBサイト) |
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参考文献 |
高島観光ガイド(公益社団法人びわ湖高島観光協会)(WEBサイト) マキノピックランド(高島市マキノ農業公園マキノピックランド)(WEBサイト) 滋賀・びわ湖 観光情報(公益社団法人びわこビジターズビューロー)(WEBサイト) |
2025年04月現在
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